まだ続いてたん?
と思えるこんな時期なのに、最近よく架空請求のメールが入ってくる。
今日のは、ある意味今までで特に印象的だった。
「(株)スマートネットコミュニケーション」とかいう会社から。
本文のもっともキモとなる、請求金額が次のとおり。
「※請求金額\19.8500円」
(原文ママ)
えっ、ええ~?
たかだか、19円85銭という小額で、詐欺というハイリスクなことやってんの?
というのが、第一印象。
バカていねいに指摘しますと、次のとおり。
・「,」を「.」と間違えている
・そもそも「,」であっても、3桁ごとに区切りべきなのに、4桁で区切っている
・「\」は整数の金額をあらわすものなので、わざわざ後ろに「円」はいらない
いちばん間違えたらあかんところで、こんなにミスする?
このメールに限ったことではないが、架空請求メールってのは、この手の間違いがわんさかある。
少なくとも仕事でひんぱんにメールのやりとりをしている人など、ふだん文章を読み書きしている人なら、なんぼでも指摘できるのではないかな?
企業が顧客に出せる文章ちゃうやん、ってレベルで、間違いの多いこと。
そんな稚拙な文章を読んでは間違いを校正することが、最近ちょっと楽しかったりする。
本気で校正しようものなら、1つのメールに20箇所は赤を入れられるけど、さすがにそこまで時間はとらない。
これだけ取りざたされて、なおこんなメールが来るということは、それだけまだお金を振り込む人がおるってことなのかな。
そう思うと、本当に切ない。