キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

九州一周(前半)ダイジェスト

あらためまして、九州走ってまいりました。
まだ一周したわけでもないのに「一周」とうたうあたり、傲慢でありつつ、大きな義務感を覚えたり。

7日分の日記を一気に公開するには時間もかかるし、文字量を押さえきれない。
ということで、トピックごとにさらっとまとめます。


【天気】
日差しが暑く、風が冷たすぎるという、実に厄介な天気であった。
何が厄介って、休憩するごとにクソ寒くなるから。
走っている最中も、寒いと思って上着着ようものなら、熱がこもってたちまち汗まみれになるし。

あと3日目は、見事に雨。
ひととおり体が濡れたらどうでもよくはなるが、やはり風景が楽しめないのは、大きな痛手である。


【道】
思った以上に、山道が少なかったような。
特に前半は街なかを走ったことが多く、飢えやかわきに困らなかった。
後半は軽いアップダウンの連続、青い海と亜熱帯植物の街路樹がえんえん続き、もう続きすぎて途中から飽きるほど。


【距離】
1日70kmで設定。
寄り道をしてもリカバリーできるし、長めの休憩もとれるという、理想的な距離であった。
ゆとりをもった旅をするには、このくらいが適量のようだ。
短かったら短かったで、早く宿についてもヒマなだけだし。


【ふれあい】
あるラーメン屋さんに、お店に招かれごはんをご馳走になった。
というのが、出会いとしてはいちばん印象的である。
本当においしかったし、お話も楽しかったし。

あとは、泊まったペンションのオーナーさんが、キックボード旅にひどく感動してくれたこと。
たいがいキックボード旅は驚かれるが、100人に1人くらい猛烈に感動してくださる方が存在するものだが、まさしくその1人。

逆にいえば、上記以外はほとんど出会いがなかった。
途中で声をかけられる頻度も、驚くほど少なかったし。


【食事】
大分では、からあげのうまさに感動し、毎日どこかで必ずからあげ。
宮崎では、チキン南蛮にハマる。
と、やたら鳥を食べていた。
いつもながら、コンビニとスーパーが食事の主体となった。


【観光】
宇佐神宮、昭和レトロの街(豊後高田)、臼杵城下町、青島神宮、など。
比較的、時間をとって観光できた。
あらかじめ「行ってやる!」と計画をたてるのではなく、地図や道路標識を見てキマグレにまわるあたり、マイペースで心地よい。


とまぁ、こんな感じ。
ただ走るだけではなく、それなりにいろんな要素があるな、と今書きながら思った。
あと、応援くださる多くの方々がいることで、決して自分ひとりの旅ではないんだ!と思えたり。

体力的に、そのうち限界は来るだろうけど、キックボードだけにこだわらず、いろんな手段で楽しい旅を続けていきたいものである。