抱負というアバウトなものは2週間もあれば忘れてしまうので、今年の目標を考えてみた。
といっても、去年は「一期一会」みたいに実にアバウトな目標を立てて言えたクチではないが。
今年は、「勉強」の年にしたい。
ううむ、やはりアバウトであるが、気にせず続けよう。
学ぶべきいちばんの課題は、やはりライターとしての技術。
会社に振り回されているわけじゃないんだからねっ、と強がりたいところであるが、否定はできない。
転職するたび、はじめの半年や1年はひたすら会社のこと、業種のことをしこたま勉強する。
ということを今までやってきたわけだが、今の会社に入ってからは、その体制が実に弱い。
そんな虚弱体質のまま2年が過ぎ、今さら「何もわからん」では済まされない状況である。
まぁ会社だけでなく、将来も見据えての意見である。
テクニカルライターという今の技量を、ピンでもやっていけるレベルまで高めたいところ。
さらに、コピーライターのことも学び、1つでもつぶしのきく状態になりたい。
具体的な方法としては、次の3点。
（1）平日に1日10分の勉強
（2）年間20冊本を読む
（3）日記を年間250個以上書く
（1）は（2）（3）を除いたもの。
簡単そうで、継続がなかなかむずかしい。
会社のホームページなどを使って製品理解を深めたり、カタログを写経して文章の書き方を学んだり、とにかく1日10分は続けたい。
忘れた場合は、次の日20分と、繰り越しができるというルールで。
ただし、飽くまで平日のみとし、休みの日は徹底的に休むというメリハリをつける。
（2）はライターとして日々活字と共存するために、とても大切なもの。
でありながら、実はここ数年、ぜんぜん読めないでいる。
月に2冊程度は、最低でも読みたいところである。
（3）も（2）と同様、ライターとして「書く」ことは日々必要である。
そういうきっかけも込みで日記を書きつづっていたものの、昨年は特に後半あたり、めちゃくちゃ更新がとどこおった。
ちなみに今数えたところ、年間181個しか書けていない。
去年の傾向から、休日より平日のほうが日記を書く頻度が高いので、平日に毎日書くことを考えて、だいたいこの数字だろうという計算である。
（1）～（3）に共通することは、「がんばればできそうな数字」であること。
それでいて、去年よりは明らかに高い水準であること。
目標は、あまり高いとやる気なくすし、低すぎるとすぐできて意味ない。
という持論をもとに、ゲーム感覚でできそうなリアルな数字を算出してみた。
さあ、来年の今ごろ、この数字を見て笑っているのか、赤面しているのか。
それとも、来月くらいにすっかり忘れてしまっているのか。
