BBQをする代表的なロケーションには、大きく3つある。海と、川と、湖畔。まさか1ヶ月のうちに、これらすべてを楽しめるとは、なんてしあわせなことなのだろう。3週連続となるBBQの最後は、琵琶湖のほとり近江舞子ビーチ。会社の人ら20名ほどいる、大がかりなイベントである。毎年の恒例行事らしく、僕は昨年より参加させていただいている。 一応「買い出し班」「場所とり班」「現地集合班」にわかれているらしいのだが、特に分担もされなかったので、自主的に「場所取り班」として、早めに現地へ到着。駅からビーチまでの5分間だけで、すでに汗だく。その目前に湖があったら、そりゃあガマンできたものではない。ビールを一本あけて、すぐさま湖へダイブ！温水プールかと思えるほどぬるい水が、琵琶湖特有で何とも気持ちがいい。 なんだかんだで、2時間は水遊びしていただろうか。気がつけば、「買い出し班」が到着したので、荷物を搬入し、会場を設置して、本格的に宴会開始。次から次へと、食材が焼かれてはみんなでいただく。細かくいえば、一般的な食材を焼くBBQコーナーと、実質的な部のボスが調理担当するコーナーの2箇所で、次々と料理が作られる。特に後者は、前日ボスが北海道に出張した際に仕込んだという、数々の新鮮な幸が味わえる。料理ができては人だかりができるほど、本当にうまい。もはや、BBQで出されるクオリティを、とっくに超えてしまっている。 モリモリ食べて、ガバガバ飲んで、バシャバシャ泳ぐ。まさしく、BBQの醍醐味！ただ、それだけで終わらないのがこの会のいいところ。日が落ち始め、再びビーチに人が増えたころ、ビーチに大きな音と光が広がる。そう、花火大会である。主に単発ずつではあるが、1発ごとの個性を確認できて、これはこれできれいである。そんなぜいたくを味わいながら、あらためて転職してよかったと、毎度ながら感じる。たぶん、すでに夏1回分の楽しみは、今月だけでじゅうぶん味わったと思う。けど、まだまだ8月がまるまる残ってるし、残暑で9月も暑いはず。もっともっと遊び倒してやるっ！
