キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

日本一のブランコ!

今週からしばらく定時帰りができそう。
ひさびさにジョギングをと思いきや、明日から一週間ほど天気悪いみたいなので、足がすくんでしまう。
そんな言い訳をしながらも、とりあえずは書けなかった分の日記を書くことに専念しよう。

ということで、先週日曜日の日記。


灯台下暗し、という慣用句があてはまるのだろうか?
近場にある名所というものは、ついつい敬遠しがちである。

我が家から、おそらくもっとも近場にある名所といえば、「星のブランコ」。
日本最大級のつり橋がある、ということで有名だそうな。
本当に近所にありすぎて、まったく行ったことがない。


そんな「星のブランコ」に、初潜入。
駐車場からはすぐ、ハイキングコースがのびる。
足場がしっかり整備されつつも、水のきれいな小川が流れているし、がっつり木々に囲まれていて、驚くほど本格的な森林浴ができる。

少し歩いたところに、山小屋がある。
山小屋のすぐ目の前に見えるのは、巨大なクライミングウォール。
ボルダリングといったほうがピンとくるだろうか、壁に用意されたいくつもの「手がかり」を、ひたすらよじ登るためのものである。

とんでもない高さの壁の横には、初心者でも練習できる低く小さなものも用意されている。
が、これはこれでけっこうむずかしい!
チャレンジしたものの、半分も行けずにギブアップ。


そこからさらに、400mほど歩く。
400mという距離に惑わされることなかれ、高低差がすごい!

あいかわらず足場はしっかりしているものの、ひたすら急な登り坂が続く。
これだけ足場の整備をしっかりしていながら、途中に休憩ポイントがないというのは、やや不親切に感じる。


ようやく登りきった先にあるのは、巨大なつり橋。
評判では聞いていたものの、確かに高低差がかなりある。
足場が木製であるということと、意外にけっこうゆれることが、これまたスリリングである。

つり橋を渡りきり、下山は別の道。
この道が、来たときの道よりも坂がハードでありながら、思いっきり自然が残っている。
こんな場所で、まる1日ボーっと過ごしてみたいものだ。
ここが観光地でなければ、間違いなく夏のヒマな日に、ひとりで1日読書でもして過ごしていただろう。


ううむ、恐るべし地元!
こんなええ場所を、何年も放置していたとは。
こんなんやったら、まだまだあるはずの地元の観光スポットを、ガンガン攻めてやりたいものである。