キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ストリートミュージシャン

残業続きであらためて感じるのであるが、夜中の街で歌っている人の数が、やけに多く感じる。
いわゆる「酔っ払い」・・・ではなく、「ストリートミュージシャン」。
駅から会社までの距離ってそんなにないし、そないストリートミュージシャンのメッカというわけでもないのに、昨日に至っては3人も見た。

いずれも、自分の名前を張り出したうえで、CDを販売している。
そして、でっかいスピーカを置いたうえで、なかなかの音量で大熱唱。
どう見ても、趣味でやっている、という域ではなさそうである。

音楽が売れないこのご時世。
あまり業界知識ないのに言うて恐縮だが、きっとアーティストとしてデビューするというのは、一流企業に入社するよりも難しい、本当に狭い門ではないだろうか。
そこに入ろうと求めている人が、こんなにもあふれているということに、驚きを感じずにはいられない。

それでも、一心不乱に1つのものごとを追いかける姿は、尊敬に値する。
何をゴールししているのかわからないが、がんばってほしいものである。


でも、CDを市販のものと同じような値段で売るのは、いかがなものか。
原価だけ考えたら、1枚10円あれば自主制作できるこのご時世に。
もっと自分の作品を広く頒布するなら、通りすがりの人が手軽に買える値段まで下げたらいいのに・・・と思う。