キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

虹融合カウントダウン!

いかつい商店街を徘徊し、ゆるカッコいい写真展に足を運んだ、先週の日曜日。
そこからさらに、江坂へと移動した。

暴れるために。


夕方からは、ガーゴイルのライブがあった。
2ヶ月前に行ったばかりであるが、この短期スパンで行ける手軽さと、4,000円というお手頃な価格設定が魅力的である。

あいかわらず、暴れたおしの、首ふりまくり。
ライブの臨場感は、やはりたまらない。
昼間さんざん歩いて疲れているはずなのに、体が休息を許してくれない。

気のせいだったらゴメンだが、今回はやや曲数が少なめな気がした。
あと、ボーカルの音が小さい気も。


曲が終わり、照明が暗転したころ、胸にチクっと痛みを感じた。
これって、恋?
ではなく、物理的な痛み。

正体は、ステージから投げられたピックであった。
まったく軌道が見えてなかったし、けっこうな力だったので、目に当たったらなかなか危ないものである。
という冷静な感想を抱きつつ、客としてピックを拾えたのは、生まれてはじめてのことである。


いわゆるヘビーメタルという、どちらかといえば男性が好むジャンルの音楽だというのに、圧倒的に女性ファンが多いこともすごい。
ステージと会場の狭さもあるが、ライブ以外でも遠足などイベントをとおし、ファンとの距離感をぎゅっと詰めていることが一員だろう。

言葉は悪いかも知れないが、ちょっとした敏腕ホスト集団といったところか。
ファンの人らは、音楽を聴きに行っているというよりは、彼らに会いに行っているのだ。


1つのことを25年間続け、それを支援する人たちに囲われている彼らの姿には、ただただ感服である。