キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

中二飲み♪

この時期の思い出といえば、やはり卒業式。
中学の卒業式なんて、忘れもしない。

仲間3人で式の後ウダウダしていたら、次々と女の子がやって来る。
みるみるボタンがなくなる、のは両隣の友人。
1つたりとも減ることのなかった制服を着ながら、泣きそうな気持ちを最大限にこらえた帰り道なんて、忘れもしない。

そのとき両隣にいたゴンタ・作三(仮名)と、まさかこうして飲み明かせるなど、当時思ってもなかったことだ。


日曜日、中学生仲間3人と飲み会であった。
この3人で会うのは、去年は3回くらいあったのかな?
ひんぱんでないながらも、けっこうマメに会っているほうだろう。

3人で話してて何より安心なのが、とり残されないこと。
例えば2人にしかわからない共通の友人の話とかすると、おのずと1人が孤立してしまう。
お互い微妙に共通項に偏りがあるというのに、なぜかうまく3人で話せるのだ。
誰かがそのへんコントロールがうまいのか、互いの信頼関係があつくてそうならないのかは、生ビールを1杯空けたときから分析など不能。

ほんま、いつもいつも思うことだが、記憶の模索が楽しくて仕方がない。
よく作三(仮名)の家で集合をしていたが、家の中で遊んだ記憶がなければ、外で遊んだ記憶もなく、そもそも何をしていたのか、とか。
お互いの断片的な記憶を拾っては、ああではない、こうでもない、という議論。
はたから見たら、本当につまらないことでも、当事者にすればこの上なく楽しい。


2次会へ移動し、しばらくして作三(仮名)とお別れ。
残ったゴンタと2人で、さっきとはややテイストが違った、マジメトーク。
マジメ、というか、僕の相談を聞いてもらった。

もともと人に相談をするタチではないし、恥ずかしくて誰にも相談できない内容である。
本気で聞いてくれて、自分ごとのようなアドバイスをくれるのは、本当にありがたい。


そんな、相変わらずとても有意義で後味のよい飲み会だった。
2人に、僕が独身であることを心配されているあたりに、やはり中学生のままだな、と感じた。