キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

虹融合への序章

写真店で昼からほっこりした日曜日、お昼は神戸へ。
神戸という街はひさしぶりで、高架下を徘徊したのははじめて。
小さな道の両側に、小さな商店がひしめきあっている光景は、どこかアジアの街に迷い込んだかのような錯覚に陥る。

ブラブラしすぎて、つい脚に大きな疲労を負ってしまった。
これからのことを、考えずに。


夕方は、ライブハウス「チキンジョージ」へ。
ライブなんて、めっちゃ久しぶり。
最近「METAL SHOCK」という激しいDJイベントで満足していたが、やはりナマの音源ならではの楽しみも味わいたい。

日本メタルのレジェンド、ガーゴイルのライブである。
言うてもインディーズやし、客も少ないやろう。
・・・という予想に反して、ライブハウス前は100名を超える大行列!

久しぶりのライブということもあり、開演前は異様に緊張した。
別に自分が舞台立つわけでもないのに、この緊張感て何やろ?


そして開演。
いきなりの爆音と、暴れまわるメンバーたち。
それにあわせて、狂喜乱舞する観客。
そうそう、これこそライブの醍醐味!

昔、ガーゴイルのファンだったというNさん(仮称)も連れて来た。
ガーゴイルのライブははじめてだとのことだが、めっちゃノリノリ!
僕より楽しんでいたのではないだろうか。
まぁ少なくとも、バンドへの思い入れは僕より深いはずだし。


激しい曲がいくつか続いてからは、MC。
メンバー1人ずつ放たれるトークは、純粋に面白い。
さすが関西出身ということもあるし、ショーマンとしてのプロ根性がうかがえる。

MCのあとにバラードが入り、そこからまた爆発的な曲のオンパレード。
緩急はげしい選曲もまた、このバンドの魅力である。


ちなみにこのガーゴイル、今年で活動25周年だとのこと。
メンバーがMCでも言っていたが、25年経ってもファンがついて来てくれること、こうしてメタルを続けていることというのは、本当にすごい。
そもそも、1つのことを25年間もとおして、継続できることのひたむきさには脱帽である。

それだけ続けていながら、いつも絶対手を抜かず、全力で最高のパフォーマンスを魅せてくれる。
それがまた観客の心をうち、それに応じるからこそ、とてつもないパワーがライブハウスを覆うのだろう。


しばらくライブに来てなかったことを悔いるくらい、とにかくお腹いっぱいのライブだった。
4月も大阪であるようなので、ぜひとも足を運びたい!

けれど、4月はお花見シーズン!
うまく重ならなければいいのだが。
まぁ、幹事である僕のさじ加減なんだけどね。