今日は節分である、知っている。
太巻きを、毎年指定された方向向いて食べる、知っている。
豆をまき鬼を追い払う、知っている。
それだけだっけ?
イワシを食べるとか、おかゆさん食べるとか、お風呂に何か入れるとか、あったっけ?
こういう行事モノのときに、いつも疑問に思う。
自分がどれだけ、日本の行事を把握できているのかということ。
節分みたいにメジャーなものなら、まぁ辛うじて上記のようなことは知っている。
けど、七草粥をいつ食べるとか、土用のウナギっていつだっけとか、お風呂にゆずやしょうぶを入れるのいつだっけとか、全然わかってない。
にもかかわらず、実家暮らしであるご身分なので、ほとんどの行事を律儀にも経験できる。
ただ、これが結婚して子どもなんてできたときに、パパとなった僕は果たして、子どもにこのイベントを後継できるのだろうか。
そもそも、まわりの他の大人はみんな理解していて、僕だけ残念なことになってはいないだろうか。
もし僕以外の人も認識が薄いとなれば、今後どんどん日本の伝統は廃れていきはしないだろうか。
などなど、極論を交えながらも、いろいろと考えてしまう。
まだまだ日本人としての偏差値、低いなぁ。
ここはひとつ、きっちり1から勉強してやろうかな、心を鬼にして。
いやいや、心に鬼を宿してはいけない日か。