キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ゆるり能登ツアー1日目

点と線。
ただの持論ながらも、的を射た例えではないかと思っている。

それが、「旅行」と「旅」の違いなのである。


先週末は土日と、家族旅行へと行ってきた。
ただ観光地を転々とまわる、「旅行」という行為があまり好きではないので、参加はどうしようか迷った。
が、行き先が能登半島ということで、二つ返事で参加を申し出た。
ひとり旅史上、もっとも楽しかった場所、という、ごく個人的な理由である。

以下、まわったところを淡々と書いていきます。


兼六園
やたらめったら、だだっ広いお庭。
要所要所で、池やら木やらのコントラストで、絵になるなぁ~、って風景はあるけど・・・
まだまだ、良さのわからない年代でございます。

ただ、以前購入して寝かしていたデジタル一眼レフを、晴れてデビューさせた。
なるほど、カメラを向けるとどこ向いてもベストショットなので、これはカメラ遊びにはもってこいの場所である。


近江町市場】
魚介類をはじめ、食料品やら雑貨やらのお店が、ぎゅっと密集した商店街。
1店舗ずつのテンションは東京・上野を彷彿させ、商店街全体の雰囲気は大阪・黒門市場を思い出す。
個人的には、半日は溺れていたい大好きな場所なのであるが・・・
団体行動やし、時間の縛りがあるし、自由にウロつけず。

お寿司屋さんでの海鮮丼とにぎりは、言わずもがなハズレなし!
地方出身者が、都会で魚介類が食べられないということが、ものっすごく理解できる。


【なぎさドライブウェイ】
砂浜を車で走れる、で有名な道。
砂とは思えないほど固くなった地盤は、意外に粒子が細かい。
4WD車でないと走るのキツい、と思っていたが、とにかく地盤が固いので、車が揺れるわけでもなく違和感がない。

とはいえ、波打ち際を見ながら走る光景は、圧巻!


【ホテル】
日本一人気のあるホテルらしい、「加賀屋」の系列。
といっても、そんな高いわけではない。

美術館のような玄関、座ってできる受け付け、風呂場で自分の雪駄を間違えないシステム、等々。
マンネリの打破と、顧客満足の追求をビッシビシと感じる。
なるほど、このへんが加賀屋のノウハウのなすものか。


【夕食】
夕食は、今のトレンドを生かしたビュッフェスタイル。
まぁバイキングですわ。
当然、どれもうまい!

食べ放題と聞くと、ついつい戦ってしまう。
若いころはそれでよかったが、今はゆっくり食べるほうが好きかな?
といいつつ、アホほど食べた。

そして、戦いというくくりでいえば、悲しくも負け・・・


【温泉】
温泉は、無色透明でツルツル感がない。
が、湯上りのポカポカ感がすごい!

ただ、露天のムダなガラスが、目の前に広がるオーシャンビューを見事にさえぎっている。
せめて、ガラスにしたいなら湯アカをとってくれたらいいのに。


続きは明日!