思いがけないところで、思いがけない文化が根付く。
それは結構なことである。
ただ、必ずしもすべての人が、それに賛同をするわけでもない・・・
日曜日は、昼からインテックスへ。
廃墟仲間のピースケさん・あつし君と、登山用品メーカ「モンベル」のセールへと出向いたのだ。
半年に1度やっているイベントで、アウトレット品があったり、全国の観光協会やメーカが、ブースで宣伝をしていたりしている。
アウトドア用品は現時点でたいがい揃っているが、掘り出しモノがないかを期待して参加してみた。
・・・う~む、ハズレ。
けっこう服が多いのだが、アウトレットメーカの服ってどうも、買う気がおこらない。
もっとマグやらLEDライトなどの小物があればいいのだが、そういったものが見当たらない。
唯一惜しかったのが、バブル期に作られたであろう、原色のきついスキーウェア。
冗談ではなく、けっこう本気であのころのデザインのスキーウェアが欲しかったりする。
それが、1,400円という破格で置いていた。
ただ、Mサイズしかないことが、本当に残念でならない。
特に収穫がなく、早めに切り上げて向かった先は、ATC。
今ほどアウトレットが多くなかったころは、大阪では代表的なアウトレットの地であった。
それが今では、がっつり店舗が撤退して、何がしたいのやらわからない悲惨な状態になっている。
その上、もっと悲惨なことが・・・
至るところで、コスプレ!
どうやらコスプレする人らの聖地となっていて、そんな人らがあふれ返っている。
以前からその傾向は知っていたが、来る度にその人口が増えている気がする。
そうとも知らず、群れを見て引いてる一般人の顔を見るのが、本当にイヤで仕方がない。
そんな方々を尻目に、個人的に好きなアメリカン雑貨のお店や、ロゴスというアウトレット用品店を物色。
だいたいいつも、この2店舗のために来ているようなものだ。
そろそろ歩き疲れたので、午後5時という少し早めの時間に、夕食。
朝潮橋という、今まで降りたことのない場所を物色することとなった。
見つけたお店は、「海賊」といういかつい名前の居酒屋。
何十年も続いているのだろう、店に入るなり、ものすごくなつかし~い雰囲気を感じた。
メニューは、お造りとお寿司が主体ながら、個人経営とは思えないくらい多くメニューが揃っている。
いずれも、大衆居酒屋にありがちな、スタンダードなものである。
ただ、1品1品がきっちり仕込まれ用意されていることが、舌でわかる。
チェーン店で味わう、冷凍チンではない。
申し分ない鮮度のお造り、カリッと揚げられた天ぷらをはじめ、いちいちハズレがない。
2時間以上ずっと飲み続け、最後はボリューム満点の巻き寿司でシメて、5,000円を切るリーズナブルさ。
店構えや宣伝で客を引くお店もいいが、こうした隠れた名店というのは個人的に大好きである。
連日続く飲んだくれ日記を読んでいただけた方はお気づきかも知れないが、木曜日から日曜日にかけ、実に4日も飲みが続いた。
最近は飲み会はおろか、土日の予定もままならぬ状態だったので、やけに充実した週であった。
ほんまこんな日記ばっかり書いてたら、ただの飲んだくれやな。
最近マイミクになった方なんかには特に、誤解されそうで怖い。
でも、お酒に誘われたらいつでも行きますがね♪