キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

100点中の70点満点

30歳のころ、10ヶ月だけ東京で生活をしていた。
そのときに感じた、体の変化。
それがハナ毛。

明らかに、ハナ毛が伸びたのだ。
やはり東京は、空気が悪い。


・・・という経験から4年。
いぜん、ハナ毛はよく伸びている。
鼻の形状が、ハナ毛が見えにくいほうだと思うのだが、それでもよくヒョロッと顔を出す。

なるほど、空気のせいではなく、歳のせいだったか。


ヒョロッと顔を出した奴から抜く、という作業を手でしていたが、どうも効率がよろしくない。
いっそ、それ専用の器具を買ってやろう。

ということで、先日「鼻毛カッター」を購入。
まず驚いたのが、こんな器具が存在すんねや、ということ。
メーカは天下の貝印様!
こういう精密なものは、日本製に限る。


操作はいたって簡単。
筒状の先端を鼻につっこみ、ハサミのように両端にあるレバーを開閉する。
筒状の先端の内部にある円形のカッターが回転して、ハナ毛を切ってくれるというメカニズムである。

・・・が、思ったほど手ごたえが浅い。
もっとジャッキジャキとバリカンのように切れるのかと思いきや、「毛ぇ切れた?」といちいち筒を抜いては確認しないといけないくらい、手ごたえがない。
そして、切れたかどうかを確認しようにも、やはりハナ毛が見えにくい鼻の形状らしく、鏡で見ても確認できない。

5分ほど格闘し、まぁこんなもんでしょというところで、終了。
世の男性って、こんなところまで処理しているのかしら?


いつもより男前♪と満を持して出勤。
なのになぜだろ、2本も長いハナ毛が出ていたのは・・・

週末の予定がない、と嘆いていた9月は、それなりに予定が入ってくれて、いずれもめちゃくちゃ楽しかった。
この勢いで、10月もがっつり遊ぶぞ!

と意気込んだ10月のはじめの土日は、何とまぁ予定ナシ。
そんなクソしょうもない土日の日記を、ダラダラと書きます。


土曜は昼から、門真へ。
万博記念公園でフリマがあるとの情報を仕入れ、ひさびさにフリマへ。
最大200ブースという売り文句に釣られて来たはいいが・・・

200ブースはおろか、50ブースもないやろ、これ?
見事なまでに、閑散としている。
フリマ言うたら、ふつうブースの取り合いちゃうのん?
それでも何とか、30分くらいは時間をつぶす。

何も買えずに空回りした購買意欲を再起するべく、近くのアウトレットへ。
3ヶ月に1回くらいここに来ては、たま~に見つかる掘り出し物を買いあさるのが習慣である。

が、やはり何も見つからず。
デザイン的にもよく、半額になってたグラビスのスニーカーは、サイズなし。
前回靴底がペラペラになったスニーカーの代替品は、どれ選んだらいいか絞りきれず。
辛うじて、会社で飲む用の紅茶を1缶買ったのみ。


日曜は昼から、「丸源」というラーメン屋へ。
一度来たことがあり、けっこうおいしいと記憶していた。

が、イマイチ。
ひと口で飽きてしまう。
ただし、餃子がやけにおいしく感じた。

そこから、地元めぐり。
総合スーパー「イズミヤ」の物価の安さに驚きつつも、とてもクオリティ的に買える服や靴がないことに落胆。
ブックオフが潰れていることに、さらに落胆。

さらに激安靴屋、服屋、古本屋と、地元の都心部にあるお店を次から次へと徘徊。
結局何も買わないことは予測できるし、そこにサプライズがないのも知っているのに、なんか妙に落ち着く。


とまぁ、みなさんの期待以上にグダグダな週末日記は、以上である。

ちなみに、タイトルの70点うんぬんというやつの解説。
金曜にがっつり仕事でへこむことがあり、ひさびさに気分が最底辺まで落ち込んだ。
週末、ダラダラした時間のなかで、まぁそれなりに頭を整理していた。

その結果、というか以前から知っていた自分の性格に対しての、解である。
何でもかんでも100点でやろうとして、100点で評価されようとしているため、その点数が低く感じたときにひどく落胆する。
なので、100点を求めないようにしよう。
だいたい70点が満点やという気持ちで、もっと気楽にやったらええねん。

というところで、とりあえず平常をそこそこ取り戻した。
また僕が落ち込んでいたときは、上記のことを思い出させてくださいませ。