キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

シュラスコと共に噛みしめたもの

こんなにも、期待値の低い飲み会は久しぶりである。
しかし、強制でもないのに「行く」と返事したのは僕自身。
ゴチャゴチャ言わんと、素直に参加してやるしかない!


仕事終わりに、会社の人らと飲み会があった。
隣の部署のおエラいさんが主催で、他の部署の方も任意でよければどうぞ~、という感じ。
飲み会は基本断らないタチなので、ついつい二つ返事で参加表明。

しかし、他部署の人で話したことある人は、めちゃくちゃ少ない。
まして、自分から話すほうではない。
仕事の話されようものなら、まだヒヨッ子の僕にはとうていついて行けるまい・・・


開始が8時だったので、それまでは自由行動。
ひとりカラオケでがっつりテンションを高め、いざお店へ。

シュラスコ料理が楽しめる、「BARBACOA GRILL」というお店。
次から次へと、いろんな種類のお肉が運ばれてくる。
好き嫌いはあるだろうが、まぁたいがいうまい!
サラダバーもあるので、女性にもうれしい。


とまぁ、お店の紹介も済んだところで、飲み会の寸評。
時系列で、僕視線で説明します。
※【 】内の時間は、開始時刻からの経過時間。

【開始~15分】
いちばん大事な座席であるが、左に同じ部署の人が1人いる以外、あとは知らない人。
左の人は、さらに左の人と面識があるらしく、左を向きっぱなし。
向かいの人は両隣の顔見知り、右の人はめっちゃ無口。
という状況に、まったく動かれず、黙々と肉を食べる。

【~20分】
左の人が気をつかって、僕のことを紹介してくれた。
しかも、キックボードの話をふってくれる。
一気に僕が着目されることとなったのだが、そもそもキックボード旅は基本ツライだけのもの。
人からの質問には強いが、自分から一方的に話するぶんには、めっぽう弱い。
5分くらいで、場はもう別の話となり、再び孤立。

【~45分】
黙々食べる。
もくもく。

【~60分】
左の人が、話し相手を失ったところで、僕のほうを向いて話してくれる。
しかし話題は思わぬ方向へ。
お説教。
まぁ、言われている内容は、いろいろ弁解したい部分はあれど、ほぼ100%認めるべきことである。
100%僕の落ち度を認めるけど、あえてひとこと、いいかな?
・・・それ、今この場で言うべき?

【~90分】
ガラスのハートに切り刻まれた傷は深く、黙々とビールを飲む。
もくもく。

【~120分】
あまりに話し相手がいないので、思い切って席替え。
仕事でちょろっと話したことあるが、プライベートでは初めて話す人が3名。
懸命に自分を「社交モード」に切り替え、30分の場をつなぐ。
会社のちょっとした裏話などが聞けて、けっこう楽しい。
が、この文章の2行前に「場をつなぐ」と表現しているあたり、やはり若干のムリあり。


総括すると、見事予想どおり!
いや、全然面白くなかったとは、言いません。
ややデフォルメした寸評なので、実際はもうちょい話もしてるし。

ただ、ふだんのプライベートな飲み会に比べたら、飲み終わった後の「楽しかった~!」という充実感が、ないのだ。
この飲み会が、のちのちの仕事で他部署と交流をするときに、ボディブローとして効いてくれることを、願うばかり。


それよりも、途中の「お説教」というリバーブローががっつり食い込んで、帰りの電車から今この日記書いている間も、うずくまった状態。
ただでさえ、天気悪くてテンション下がるってときに!

どうせ3連休続く雨なら、いっそ僕のこのすさんだ心も、洗い流してくれんだろうか。
なんか、昔のチャゲアスみたいなこと言うてますが。