キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ビッグフット

腫れあがったままの足で、びっこ引きながらも朝から通勤。
混雑した電車内では、足を踏まれないかという恐怖でいっぱい。
また、混雑した駅構内では、いちいちエレベータやエスカレータのある場所まで行ってられず、階段の上り下りに四苦八苦。

仕事は午前中にそこそこ作業が落ち着きそうだったので、思い切って午後休暇をいただいた。
そしてそのまま、整形外科へ。


あらためて、腫れあがった足を見た。
腫れあがっているだけでなく、そのまわりが紫色に内出血している!
あまりのグロテスクさに、自分の足ではない感覚におそわれた。

しばらく待ち、診察。
触診するや、「まぁ折れてるやろうな、これ」と険しい顔でつぶやく医者。

再びロビーへ出て、レントゲン待ち。
折れている・・・?
ふだんモリモリごはん食べてるし、昔っから体を鍛えているはずなのに、骨が折れているということが、なんだか悔しく思えた。
また、骨折だったら今年の夏はまったくアウトドアを楽しめない、という恐ろしい現実が待っていることを思い、ちょっと泣きそうになった。

とはいえ、骨折したなりの旅のアイデアをいくつか練っていた自分が、ちょっと好きだった。


レントゲンを撮影し、再び診察。
「はっきり出てますね。これ」
レントゲン写真を提示される。
「折れてませんね」

安堵感とともに、絶妙な間を作った医者に、逆に軽くいらだちを覚えた。
医者いわく、少なくとも骨をやられているという致命傷はない、とのこと。
ただ、だからといって原因がまだ特定できないとのこと。
腫れが落ち着いたのを待って、指が曲げられるかどうかを確認して、無理ならまた診断しようということになった。


安心したような、肩透かしをくらったような。
やや複雑な心境ながらも、とりあえずは無事のようです。

しばらくびっこ引いて歩いたりしますが、同情を買っているようですいません。
びっこ引いている原因の大半が、バスケによる筋肉痛であるという事実はヒミツです。