キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ノブオのおきて

おもちゃを買ってやった。
自分の子どもに、ではない。
が、決して他人ではなく、いわば家族の一員である、彼のために。


事の発端は、まだ甥っ子が4歳のころ。
にいに(=僕)から、おもちゃもお菓子も買ってもらったことがない、と苦言を言われた。
当時は、じいじやばあばから、「あげすぎやろ!」ってくらいの品物を買ってもらっていたので、僕としては自粛していたのだ。

そんな大人の事情なんて、4歳児にはわかる由もない。
「よし、じゃあ8歳の誕生日に、“太鼓の達人”買ってやる!」と、当時甥っ子が興味を抱いていたゲームを買う約束をした。
もちろん、そのころには忘れるだろう、という期待を込めて。


そして4年後。
子どもの記憶力というのは、恐ろしいものである。
甥っ子の8歳の誕生日が来月に迫った矢先、甥っ子から催促されたのだ。

子ども相手とはいえ、約束は約束である。
念のためこうなることも想定して、「でも中古やで」と念押ししていた4年前の俺、ナイス!
ということで、中古で「太鼓の達人」(ゲーム)と、専用コントローラを購入してきた。
10年も前のゲームなので、しめて2,500円という軽い出費で済んだ。


買ってきたはいいが、中古である。
不良による交換は1週間ほどなので、動作チェックをしないといけない。
ほんの5分や10分、軽く動かしてみた。

が、気がつけば1時間以上も、ドンドンと太鼓を叩いている。
いかん、ついつい本気になってしまった。
そして、なかなか楽しい!


この部類のゲームなら、昔ゲームセンターでドラムを叩くやつをやり込んでいたことがあった。
ドラムは、叩く場所が6箇所。
いっぽう、手元にある太鼓は、「中央」「側面」の2箇所。
ドラムに慣れている僕からしたら、こんなの余裕♪

ってなるはずだったのに。
むずい!
ドラムは体の各パートに「お前はこれ叩け」と覚えさせたら、比較的慣れる。
が、太鼓はなかなかそうも行かず、四苦八苦。


一応、甥っ子に恥じぬよう、上級ステージをそこそこ叩けるレベルまでにはなった。
が、もっと切実な問題が。

腕か痛い・・・


今日のおきて。
「ゲーム前には、ストレッチ!」