キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

びぼう

過去の日記になります。
あいかわらず、時勢があっちこっち行ってすいません。
日記は備忘録だ、と割り切ってますんで、書いておきたいのです。

サントリー工場見学に行った、日曜日の続き。


あつし君が用事のため途中で別れ、梅田でマッキーナと2人カラオケへ。
「お互い気を使わず好きな歌を」という暗黙のルールのもと、決して重なることのないジャンルを、互いに歌いまくる。

その後は、ひさびさに都島のお店へ。
内装やメニューなど、来るたびに微妙に変わっているあたりに、お店の工夫が感じられてよい。
と同時に、来るたびにお手伝いさんが変わっているあたりは、なかなか触れにくいところであるが・・・

言わずもがなであるが、料理は最高にうまい!
野菜をちょろっと焼いて、ちょろっとの塩で食べているだけ、のつもりであるが、うまい!
ほんまこのお店は、「食材の味」を大事にしていて、味がいちばん際立つ状態で出してくれる。

あと、他のお客さんとも、必ず仲良くなれるという点も、相変わらずである。
僕のたいがいなアウトドア道楽が、「過保護」と思えるくらいの、スーパーアウトドアな方のお話は面白かった。
いろんな意味で食べては行けない動物を、生け捕りで捕まえて調理したという話は、脱帽以外の何者でもない。
すいません抽象的な表現で。


さて、カウンターで2人で話してて、途中でマスターも交えて話してて、気がついたことがある。
久しぶりに会う人との会話というのは、少しだけ昔の自分を知ることができる、ということだ。

例えば以前マッキーナと会ったときは、ちょうど転職後にモヤモヤしていたときである。
今はそのモヤモヤも解け、そのモヤモヤの感情が何であったかを、明確に覚えていない。
しかしその当時はモヤモヤについて真剣に話したから、聞いた側は明確に覚えているし、それ以降の僕を知らないわけだから記憶が明確に残っている。
「なるほど、そのころの僕はそう思っていたのか」となる。

人と会って話す楽しみの1つに、そういう要素があるのかも。
自分の心境や状況を、断片的に覚えてもらえることにより、そのころからの自分の変化がわかる。
さしずめ、生きた備忘録、といったところか。

となると、もっともっといろんな人と、定期的に会いたくなる。
けど、そない顔も広いほうでないんで、なかなかどうしたものか。


昼から飲んでたせいで胃が疲れて酒が進まず、珍しく泥酔しなかった脳に刻まれた、日曜日の備忘録でした。