不安や焦燥の感情は、もうなくなった。
たった1ヶ月で、えらく成長したものだ。
毎月恒例「肥後橋で飲もう!」が、昨夜あった。
募集をかけ、期限内に集まった参加者は、僕をあわせて3名。
直前で参加要望があり、全員で4名。
先月も同じような状況であったが、先月はえらく落ち込んだ。
かつて10名以上もの参加者がいたときと、現状。
もちろん人それぞれ都合はあれど、幹事としては実に複雑な心境となってしまう。
が、先月の経験と反省により、ふっ切れた。
僕は幹事ということを意識しすぎて、知らずのうちに“上から目線”になっていた気がする。
幹事としての責任感は当然必要であるが、あくまで僕も、参加者の1人である。
参加者が多いとか少ないということに関しては、僕のステータスでも何でもない。
ということを思うと、むしろ自分以外の参加者が1名でもいることに、喜びを感じるようになった。
相変わらず前置きが長くなった。
1次会は、イタリアンのお店「パッシオーネ」。
『日本一短い商店街』がウリの肥後橋商店街にある、ひときわ明るい存在のお店。
前々から、ず~っと気になっていたのだ。
中は約30席、それなりの広さがある。
食べ物は、日替わりのおすすめ品とレギュラーメニューのバリエーションが豊富。
飲み物は、ワインがメインであるが、これまた種類が豊富であり、値段がピンキリながらも、リーズナブルなものが幅をきかせている。
ちなみに生ビールの銘柄は、苦味のきいた「キリンブラウマイスター」。
キリン系列のビアホールでは見かけるものの、それ以外で提供しているのははじめて。
個人的に、日本の生ビールでいちばん好きなものである。
が、銘柄を聞くまで判別できなかったことはナイショ。
料理は、予算を設定してお任せ。
前菜盛り合わせ→生ハムとサラミの盛り合わせ→鮮魚のカルパッチョ→生うにパスタ→トマトのペンネッティ→子牛のやらかいやつ→デザート盛り合わせ。
ハズレなし!
とても1人3,000円のコースとは思えない、どれも本当においしいものばかり。
あと特記すべきは、お店のマスター。
接客時は、絶えず笑顔である。
そしてこの、そこそこの広さのお店を、1人でまわしている。
途中で団体客が入ってきてバタバタしているにもかかわらず、僕らのコース料理は絶妙なタイミングで提供してくれる。
最近の肥後橋飲みは高くなりがちであったが、1人4,000円という安さ。
それでこの満足感は、感動すら覚える。
そして2次会は、スポーツバー「サポーター」。
ノーチャージでオール500円という、これまたリーズナブルなお店。
「練習ならいくらでも」と、ダーツの矢を無料で貸してくれて、ダーツ機をコインを入れずに遊ばせてくれた。
ダーツは個人的に敬遠がちであったが、なるほどなかなか面白い!
ガチな勝負ではないというシロウト感覚が、酔った状態ではちょうどよい。
という感じで、終電で解散!
のはずが、降りる駅を寝過ごして、深夜に1時間歩くというよくあるパターン・・・
やはりワインは、効きすぎてしまう。
4月も楽しみである。
みんな参加して、ではない、みんないっしょに楽しみましょう♪