キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

カタノノモ

土曜日はフリマから家に帰り、休む間もなくすぐ外出した。
行き先は、地元の居酒屋。
中学時代の友人、ゴンタ・作三との飲み会である。

ゴンタとは昨年の忘年会ぶり、作三とは昨年の花見ぶり。
地元の仲間やし、お互い近くに住んでるし、みんな酒が嫌いってわけやないんやけど。
なかなか集まって飲むことがないのは、残念である。
結局、誰かがきっかけ作ればいいわけやねんけど、なかなかそのタイミングが難しかったりする。


さておき。
今回の大きなテーマは、作三がめでたく結婚したということである。
おめでとう、と心で喜びつつ、ゴンタの結婚式に行けなかった後悔の念が、心の片隅で見え隠れしたり。

結婚式も呼んでくれるという話のくだりから、いつしかスピーチをお願いされてしまった。
もちろん、二つ返事でOKを出した。
人前で話するなんて、朝メシ前!
どうせ誰も聞かへんねんから。

とそのときは思ったが、よくよく考えたら、作三家全員、思いっきり面識があるやん!
めっちゃ聞かれるやん!
ふざけたこと言えへんやん!
この日記を書きながら、ようやく任務の重さを実感・・・


それにしても、めちゃくちゃ楽しい!
お互い中学・高校のころから疎遠になり、最近再開した仲である。
が、本当にブランクを感じさせない仲のよさである。

当時この2人と仲良かったのは、当時も同じような心地よさを感じたんだな、と実感。
話題の水準は中学生のころと今とでは全然違うが、たぶん話のかけ合いはいっしょなんやろうな。

午後7時から始まり、閉店の翌1時までひたすら飲みまくった。
焼き鳥の激安店「大吉」で、3人で2万円越えの会計は、さすがに異常である。


さらにそこから、もう1軒。
「LOOSE」というバー。

いやいや、交野でバー?
中学のころは、この界隈田んぼだらけやったよな?
こんな田舎町に、しかもけっこう本格的なバーがあるとは・・・

カルチャーショックというか何というか、不思議な感覚に襲われつつも、爆笑トークは継続。
途中、お客さんがはけてからは、マスターも交えてがっつり地元トーク!
どの街のどの店へ行っても、こんなローカルな話は絶対に楽しめない。
あかん、ほんま楽しい!


時間を忘れて・・・というか、ほんま時間なんてあってないようなもん。
午前3時だか4時だか、マスターの許す限り、ずっと飲んでいた。
そしてこんな時間まで飲んでも、歩いて帰れる距離というのがうれしい。
何や、交野ってそれなりに飲める街やん。

とはいえ、隣町に住んでいる作三は、深夜だというのにヨメさん起こして車でお迎えしてもらっていた。
最後まで、おいしい奴である。
と思うと同時に、この時間に駅にもタクシー屋さんにも、1台たりともタクシーがないことに、「やっぱ田舎」という現実をつきつけられた。