キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

METAL SHOCK

先週、先々週と、メタルのライブが立て続けにあった。
さすがに今週も・・・とはいかなかったが、さっきまで爆音でメタルを聴いていた。

というのは、先週、先々週とも、ライブ帰りに配布されていたビラを見たため。
「METAL SHOCK」と書かれたそのビラには、何やらメタルのイベントが紹介されている。
どうせ予定もないことだし、ものは試しと行ってきた。

イベントのジャンルとしては、「DJイベント」だそうな。
MCを交え、ひたすらメタルを流す、ということらしい。
まわりの雰囲気になじめるか、めっちゃ孤立しないか、などと不安を大きく抱え、いざお店へ。


思ったほど広くないこぢんまりとした店内には、DJブースが設けられ、テーブルなどはほとんどない。
小さな小さなライブハウス、みたいな感じである。

客層はいかつい人ら・・・と不安していたが、何てことはない。
いずれもやさしそうな人ばかりである。
もちろん、過半数がメタルTシャツを着てはいるが。

人数は、途中出入りがありながらも、常時20人ちょっと。
ライブみたいにぎゅうぎゅう混み合わないため、自分のペースで楽しめる。


ということで、常時メタルが流れては、おのおの頭を振り回したり、エアギター・エアドラムをかなでて、楽しむ。
みんながみんなそんなノリなので、恥ずかしがることはない。
もちろん、知らない曲をノーリアクションで過ごしても、誰も文句は言わない。
自分のパーソナルスペースも確保されているため、本当に自分の楽しみたいスタイルで楽しめるのだ。

選曲は、基本的に「いかにもメタル」という、速いものがほとんど。
昔のものから新しいもの、メジャーなものからマイナーなもの、洋楽から邦楽など、とにかく幅がひろい。
メタルという音楽の深さを、あらためて痛感した。
僕が知ってる曲なんて、3時間半あって、ほんの5曲ほどである。


途中、自身のバンドを紹介されるというボーカリストが、生歌を披露するということがあった。
2人いるうちの、はじめの方が印象的だった。

女性で、MCの声がきれい。
これはさぞかし、美しいハイトーンを聴けるのだろう。
と、曲が始まった矢先。

で、デス?
先ほどの地声とはかけ離れた、重くディープなデス声が、場内を響く。
まず女性がデス声出せるという事実が衝撃だった。
でも違和感なく、聴いてて純粋に心地よかった。


とまぁ、満喫してきました。
楽しかった!
なるほど、こういう世界もあるんやなぁ~。

メタルだけを特別視するのではなく、1つの趣味に対して同志が集まり楽しむということは、本当に楽しいものだ。
これはハマりそうだ。
次回も参加・・・したいが、GWとかぶっているので、行けるかな?

それ以前に、3週連続して痛めた首が、そろそろ本気で心配である。