毎年、年の最後となる12月31日は、友人GORIと遊ぶ。
いつのころか、恒例となったことで、何年も欠かさず続けている。
はずだったが・・・
まさかの、裏切り!
裏切りといっても、キャンセルになったわけではない。
ただ、GORI側から「1日ずらしてくれ」と要請があったのだ。
他ではない。
GORI彼女ができた、というのが理由である。
え~、何それ!
おもんなっ!
と、終始ねたみの言葉をつぶやいていたことは、想像にたやすいことであろう。
さて、例年より1日早まった、恒例の大晦日行脚。
とりあえず新今宮で合流し、まずは日本で唯一法律が適応されていない場所へ。
路上で売り出されている、法律上所持することが禁止されている品々は、例年以上に多い。
なんか昔の「超・無法地帯」のころを思い出し、なぜか安堵する。
昼食は、「毎年串カツやしなぁ~」とお互い言いつつ、串カツ屋へ。
他店が行列をなして繁盛しているなか、あえて閑古鳥の鳴いているお店へ。
しかし意外に、串カツはいい味をしていた。
今までは邪道やと言っていた、串カツ以外の居酒屋メニューを頼みまくった。
そこからは電気街→なんばへと、ひたすらグダグダな時間・・・
と、相も変わらず毎年同じルートを堪能した。
同じルートをたどりながら、交わす会話も毎年同じよーなことばかり。
こんなマンネリズムが、なぜか心地よいのである。
きっと男性同志ならではの感情であろう。
来年こそは、僕のほうから「彼女できたから」と裏切ってやるっ!
と心に誓いながらも、いろんな理由で、どうせまた同じようにGORIと会っているのだろう。