キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

酒蔵めぐりツアー!in灘

週末に予定がない。
といって、とっさに呼んで遊べる友達がいない。

別にヒマでもいいはずなんだが、なんかしたくなった。
そんな金曜日、mixiのつぶやき機能で、何げに遊ぶ仲間を募ってみた。
たいがい、こんな他力本願につかまる人なんていないんだが・・・
しかし意外にも反応があり、2名も集まった。

かくして、まきさん・ナツミちゃんの3名で、土曜日は酒蔵めぐりへ。


兵庫県の灘には、酒蔵の密集する地域がある。
そのうちいくつかの酒蔵で、お酒の試飲をさせてくれる場所があるのだ。
もちろん、試飲は無料。
酒飲みに、これほどまでにうれしいことがあるだろうか。


試飲といっても、酒蔵によって飲ませ方が微妙に異なる。
そのお店の看板商品を1種類のみ、というところもあれば、非売品である原酒を飲ませてくれたり、ひととおり酒蔵で作っているラインアップを飲ませてくれたり。

飲ませ方でいえば、印象的だったのが「浜福鶴」。
おそらく杜氏さん(酒蔵のボス)だろう、ハチマキとハッピの似合うおっちゃんが、流れるような説明で次々とお酒を飲ませてくれる。
説明もさながら、アドリブ力というか、そのときどきで機転のきく“返し”が、めちゃくちゃうまい!
試飲したいけど時間がないときは、この1軒をまわるだけで、じゅうぶん楽しめるであろう。

ビジュアル的に印象的なのが「白鶴」。
酒蔵によって資料館を設けている場所があるのだが、ここは別格。
昔の酒の作り方を、実際使われていた道具とリアルな人形を使い、工程ごとに展示。
また、工程ごとにビデオが用意されており、酔った頭にも視覚的に理解しやすい。


不覚ながらも、はじめの2軒くらいで、酔いがまわった。
ちょっとずつしか飲んでないはずなのに・・・
他の女性2人が平気なところを見て、なかなかの不甲斐なさを感じる。
酒が弱いのに、しょっちゅう幹事をやっている自分が恥ずかしい。

蔵と蔵の距離が、酔いを醒ますにはちょうどいいくらい、微妙に離れている。

たいがいの蔵が、4時か5時で終了。
けっきょくすべてはまわれず、10軒ほどあるうちの5軒のみ。
お酒もさながら、「次はどんな蔵やろ?どんだけ飲めんねやろ?」という期待感が面白かった。


その後は日本酒でカラカラになったノドを、ビールでうるおしに向かうのであるが・・・
続きはまた明日♪