キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

高音コンプレックス

精神的なこともひっくるめると、コンプレックスの塊である。
まぁ見えないモノは置いといて・・・
最近、特に感じるコンプレックスがある。

声。
なんかね、声が高いのよ、僕。
録音したり、ムービーで撮った地声を聞くたび、ブルーな気持ちになってしまう。

ふだん自分に聞こえている自分の声って、もっと低く感じている。
だからこそ余計、そのギャップが変に感じる。


場によっては、声が高いあまり、面白いこと言ってもウケないことがある。
「それはそもそもあなたのユーモアセンスが・・・」という論議は、ここでは目をつぶってね。
意外にも、声のトーンと笑いは、関係していたりする。

昔、関西に若手ネタ見せ番組があった。
客が「おもんない!」と思ったときに手元の札をあげ、札が10枚溜まればネタが即終了というもの。
その番組で、声が高いというだけの理由で、ツカミの段階で退場させられたコンビもいるのだ。
ほんま悲惨やったよ、あのころのアメリカザリガニ

と思えば、独特の話口調とともに、低いトーンで繰り出される声だけで笑いがとれる人もいる。
まぁ当人は、それが生業ではなく、それを狙っているわけでもないだろうが。
いま日本一ベレー帽の似合う、あの人だ。


あと、怒ったときに恐くないとか、カラオケで低音が歌えないとか。
ほんま困った限りである。

唯一のメリットである、カラオケで高音が出せるというものがあるのだが・・・
先日「高音うるさい!」と歌ってる最中に曲を切られて以来、もはやトラウマすら植えつけられてしまった。