今日は夕方より、会社の先輩と会う約束をしていた。
会社を辞めるにあたってのいきさつを報告するとともに、ちょっとした送別会的なものを兼ねて。
まぁ必然的に、会社のグチりあいになったんやけど。
貴重なお時間、ありがとうございました。
通勤定期のない身、どうせ電車に乗るんだったら、先輩に会う前に何か用事を入れよう。
ということで、急遽京橋花月へと足を運んだ。
言わずと知れた、吉本の劇場である。
今は1日5公演あり、公演ごとに時間も値段も変わるシステム。
今回は、1時間1,000円で、ひたすら漫才を見るコースを選んだ。
男一人で、漫才鑑賞て!
と思って恐る恐る入ったけど・・・
めちゃくちゃ意外、男性の1人客の多いこと。
見回すと、圧倒的にお客さんは男性が多いのだ。
ざっくりした感想。
10組ちょっとの漫才をノンストップで見たのだが・・・
当たり外れが多すぎる!
以前の「漫才+新喜劇」のころのほうが、漫才のクオリティが圧倒的に高かった。
以下、印象に残った芸人さんの寸評。
【テンダラー】
唯一、ネタの始終ですべて笑いを取っていた。
ネタ的には、そないがっつりひねっているわけではないのに、何この面白さ?
やっぱり、素人レベルではわからない、“間”の違いなんやろな。
【ガリガリガリクソン】
むしろ個人的な趣向として好きな芸人、ではあるが。
舞台に出たとたん、会場の空気を一変させる力を強く感じた。
本人がいつもぼやく、「これがプロとシロウトの違い」って言葉が、しみじみと伝わった。
【祇園】
知らんかった芸人さんとしては、唯一笑えた。
実はけっこう有名なんかな?
コントの作り方が丁寧かつ緻密。
伸びてくるやろうなぁ。
【桜 稲垣早希】
早希ちゃんっ!
まさか出てくるとは知らんかった・・・
むっちゃくちゃ得した気分。
てゆうか、出てきたとき思わず「早希ちゃ~ん!」とかけ声あげそうやった。
終始“あの”キャラを突き通したコントは、わかりやすいところでいえば、にしおかすみこっぽい。
半分以上がエヴァネタやから、観客の一部でのみ爆笑が起こっていた。
ちょっとエヴァを知りたくなった、早希ちゃんのネタためにね。
【後藤秀樹】
いやいや、トリで後藤さんて!
後藤さんが終盤以降に出ていいのは、オールザッツだけやて!
終始沈黙のまま、後味悪く開演終了・・・
総括。
ヒマつぶしに、たまにぷらっと寄っていいかと思ったけど。
このクオリティでは、1,000円は高いし、1時間は長い。
すぐさまにでも、改善いただきたいものである。
早希ちゃん、かわいかったなぁ・・・