キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

不変と変化、葛西ナイツ!

待ち遠しくて、少し緊張する。
Yさん夫妻と3人で、飲み会の会場へ到着し、参加者を待つ。
あらかじめ参加者は知らされていなかったため、誰が来るのかドキドキしていた。

1人、そして1人と、参加者が集まる。
参加者のほとんどは、僕を見るなりビックリ!
なるほど、僕の存在すらサプライズやったわけね。


ぼちぼち集まったところで、1次会開始!
メインイベントである、Mくんの送迎を祝杯。
手ブラでやって来てゴメンと思いながらも、主役を喜ばすツボをおさえたプレゼンタンのセンスに、脱帽。

めっちゃ楽しい!
隣の座席なら「うるさい!」とどなりたくなるほど、みんなで笑いまくり。
これこれ、かつて東京で1人だったころの孤独感をもみ消してくれたのは、このノリ♪

その中でも、ちょろっと別れ話を聞いてしまったり、一方では結婚話があったり。
相変わらずな中にも、やはり変化はつきもの。
途中、思わず耳をふさぎたくなり、3杯めのビールを一気飲みしていたことは、誰も気がつくまい。


テンション絶頂、ってところで、店から追い出されて、2次会。
はじめの30分ほどはよかったが、続いたのはマジメ話やら、説教やら。
僕が東京に来たころ、ひどくカルチャーショックを受けた風景。
何時間も、みんなで飲みに来ていて、1つもボケないて!

酔ったフリして、薄目でひたすら時間の経過を待つ。
これは葛西で覚えた、防衛本能というか、常套(じょうとう)手段。
イヤがっているのではなく、「相変わらずやな」と、まわりと自分の温度差をじっくりと味わう。


3次会は、カラオケ!
みんなでカラオケは、それほど行った記憶はない。
まわりの空気にあわせた選曲ができない僕ながら、まぁ何とかギリギリの線で歌う。

熟睡する人や、あくびを繰り返す人がいるなか、今回主役のMくんは最後まで元気。
1次会では、仕事から直接来て、倒れそうなほど疲れていたのに。
最後まで葛西を味わおうとする熱意が伝わるようで、少し感動。

そんなこんなで、終始「相変わらず」を感じながら、午前5時に終了。
オールなんて、ほんま久しぶり!


謝辞。
みんながホンマは気がついていると知ってながらも、僕が公表していないこと。
そこにあえて触れずにいてくれたみなさまに、感謝します。
たいがいの恥やプライベートはほぼ暴露する僕が、あえて口にしないあたりに、僕の心情をすくい取ってくださいませ。


飲み会が終わり、Yさん宅へ戻り、寝床を作り、部屋の電気をOFF。
すべての段取りが終わり、あとは寝るだけ。
という段階で、突然こみ上げてきた情動。

声と涙を押し殺しながら、認めたつもりが全然認めることのできない未熟さを、少しうらんだ。