キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ふーる

いよいよ始動、である。
昨夜は仕事帰りに、副長と打ち合わせをした。

M-1グランプリ
昨年末に「漫才やってみたい」と僕が日記を書いた、ささいなきっかけが大きくふくらんだのだ。

ネタの大筋とオチは、すでに副長側で絵が描けている。
残りの部分を、時間をかけて肉付けしていくという寸法。
オチががっちり決まっているだけに、いろんなアイデアが浮かんでくる。

昨夜はおもに、つかみの部分を重点的に話し合った。
2人だけではなく、この漫才には多数の協賛者がいて、それぞれ職業柄見えてくるアイデアや、得意のボケパターンなどを持っている。
互いに意見を交わしてゆくことで、笑いながらもグングンとネタは成長してゆく。

特に昨日は、とろサーモン久保田さんからのアイデアが、実に奇抜であった。
みんなが気ぃついてるけど口に出さない、そういう穴を突くという笑いが、職人肌を感じる。


狙いは、1,000万円という目先の利益などではない。
お笑い界を、正常化させるため。

ちょっと面白い顔できる、ちょっと変な動きできる、ちょっとキャッチーなメロディであるあるネタを言う。
親や身内がお笑い芸人。
事務所がでかいから、全国区に使われる。
それって、面白いの?

で、ホンマに面白い人であっても、番組やスポンサーという圧力により、一発屋に仕立て上げられる。
実力あるのに、若手というだけで、さんざんこき使われる。
そして生まれた金は、事務所がピンハネ。
結局、実力のバランスが崩れ、能力あるはずの人間が一線を退く・・・


そんな変すぎる状況を打破するための、1つのプロセスである。
ただ、シロウトが何を言っても、説得力はない。

まずはM-1優勝という実績を作る。
誰もがわかる実績さえ作れば、必然的に知名度は上がる。
事務所なんかに所属していないから、当然がんばったぶん、報酬は入ってくる。
もちろん、ネタ作りに協賛してくれた人には、当たり前のように報酬を分配。
この流れが一般化し、周知ことにより、本当の“お笑い”が誕生する。


・・・ええ、まぁ。
ウソですよ、M-1出ません。
2週間早めのエイプリルフールと考えていただければ。

ただ、M-1とかお笑いというのはウソとはいえ、話の大筋はそんな感じ。
パロディという形式上、ブレてる箇所もたくさんあるけど。
まぁ、真剣な話を笑いながらしてた、くらいの解釈にしておいてください。


にしても、とろサー・・・いやバーのマスターに作ってもらったモスコミュールが、たまらんうまかった!
カクテルで感動したの、生まれてはじめて♪