母の掘り出しモノの、続き。
何より驚いたのが、朱書きをグリグリされた、4枚の紙。
箕面のお寺で書いてもらったというそれは、僕用が2枚、姉用が2枚。
僕用のものの1枚目には、3つの名前が書かれている。
うち1つは、僕の名前。
そう、僕の命名を、両親がお寺に頼んでいたのだ。
姓名判断というものを正とするならば、実に賢明である。
姉も僕も、人生に大きなトラブルなく過ごせているのも、こいつのご利益か?
驚くべきは、もう1枚。
僕の誕生日と誕生時間が書き記され、その横に10項目ほど加筆されている。
「天中殺」という言葉もあることから、四柱推命による占いのようだ。
これが恐ろしいほど、当たっているのだ!
原文が手元にないので、原文ママとはいかないが・・・
「几帳面で従順」という性格的なものから、「童顔の傾向あり」という見た目上のもの、さらには「祖父母が養子縁組と思われる」という身内のことまで。
いやいや、当たりすぎやろ!
これが、命名前に下されてるわけやからね。
ということは、生まれたときから、ある程度僕の生き様って、決まってんのかしら。
変わるはずない運命なんて、変えてみたいとは思いませんか?
・・・思いませんね。
運命が決まってようが決まってまいが、具体的に1日単位で占えないようでは、意味ないし。
そんなことより、今は土曜が出勤であるかどうかが、心配・・・