取扱説明書作る仕事してます。
パソコンとか、電化製品の。
最近めっきり仕事がないため、提案書作りが多い。
目次案とかも考えるんだけど、ほんの数年前とは、ノウハウが異なってきている。
低予算化。
やはり不景気、カネのことをまず念頭に置かなければならない。
具体的にいうと、なるべくページ数を減らして、それでいて内容はそのまま、という無茶ぶりが多いのだ。
そうなると、余白のないギッチリ狭苦しいデザインになってしまう。
また、より読み手の検索性を高めるための、インデックス的なページも作る余裕がなくなる。
その他細かいテクニックも、ぜんぜん使えなくなってしまう。
多くの人は取扱説明書なんて読まないのでわからないだろうが、「取扱説明書は読みやすく作ろう」という動向が、10年ちょっと前からあるのだ。
げんに、専門用語は排除され、手順を追うだけで操作ができるようになり、イラストや図が多様化されるなどしている。
大手国産メーカのパソコンの取扱説明書なんて見てみると、そのことがわかると思う。
せっかく、業界が「使い手のために」と動いているのに・・・
短納期化もたたって、大手国産メーカの取扱説明書でさえ、今や誤字とか平気であるからね。
提案書を作るべく、そういうのを参照するたび、肩を落としてしまう。
とまぁ、たまには社会人的で業界人的なグチを言ってみました。
何が言いたいか、といいますと。
取扱説明書ならずとも、業者に頼むほどでないけど、ちょっとカッコいい冊子作りたい方は、ご相談くださいませ♪
