えらいもんで、ホームページを公開してから、9年が経つ。
何よりの財産といえるのが、日々書き綴っていた日記。
9年分の自分の生活が、データベースとして残っている。
なんとな～く、昔の日記を見てみた。
特に注力して見たのが、8年前の4月。
今の仕事に再就職したてのころである。
会社の雰囲気がいいだの、社長の言葉が胸にしみただの・・・
ちゃうちゃうっ！
早く目ぇ覚ませっ！
あまりにピュアだった自分自身を、おおいに恥じてしまった。
とはいえ、仕事の内容自体が「不慣れで大変とはいえ、イヤじゃない」という面においてだけ、納得。
確かにイヤなら8年も続かんやろうし、内容だけに特化すると出会えてよかったと思える職種である。
さらには「WEBデザイナー」やら「旅行ライター」やらの夢を抱いて、いずれも熱心に勉強していたことを思い出す。
で、あらためて現実。
仕事に慣れきって淡々と業務をこなし、さしたる夢もなく、なんの勉強もせず・・・
これじゃあイカンやろ。
さすがに今から「WEBデザイナー」やら「旅行ライター」やらに方向転換するには、難しくはある。
だがせめて、今の能力を発揮できる新しい職場を探すことは、できるはず。
今のテクニカルライターという職種にこだわらず、それに近い職種もあるはず。
このご時世、すぐに転職とかは難しいだろう。
が、転職するには、そろそろ限界のお年頃。
今年はホンマに、一歩先の人生を見据えて動くべきや、と日記を見返して思った。
・・・とまぁ、転職については常日頃から言いながら、実行できへんを繰り返してます。
ようは、「初心に戻ると、今大事なものが見えるもんなんだね」ってことを、言いたいだけです。
