いつも乗るJR線が、朝から人身事故のためストップ。
「また遅れたぶん、給料天引き・・・」とケチ臭いことを考えつつも、振替輸送で京阪電車へ。
何、この快適さ?
乗車時間にして約1時間、夢見心地の気分でいた。
というのも、別に鉄道オタクでは、決してない。
昔は京阪電車の駅近くに住んでいたため、電車といえばほぼ京阪電車だったのだ。
そのとき無意識ながらに、電車の風景やら、揺れ、音、匂いを、感じていたのだろう。
どことなく少年時代の気持ちを思い出しながらも、ほんまえもいわれぬ心地よい気分になった。
きっと癒しとは、こういうことを言うのだろう。
いっそ毎日乗りたいところだが、そうなると今度はこの快適さが、薄れるのだろう。
天引きされた給料で、この快適さを買ったと思えば、安いものだろう。
ええ、決して電車オタクではございません。
1000系のファンデリアも、5000系のラッシュ専用ドアも、新幹線とレール幅が同じとかも、何のことだか・・・
自分なりの「恒例行事」っていくつかあるけど、ほんま10年近く続けているものがある。
花見。
自ら連絡をまわし、自ら場所取りをする、1年でももっともアグレッシブになる行事。
それが今年は、まさかの中止。
原因は、個人的に他のスケジュールがいろいろ入ったため。
いや、もちろん他のスケジュールといっても、会社のサービス出社日以外は、どれも有意義やねん。
ただ純粋に、いつもやってたことを失うことによる、軽い虚無感に襲われているだけです・・・