キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

柔軟銀行

先週末のお話。
あまりにヒマやったんで、電気屋さんの携帯コーナーに。
今の機種を愛してるので、変えるつもりはないが、別の携帯会社のサービスを偵察。

すると、やたら安いプランを発見!
わずか8円で、家族間なら使い放題だというのだ。
こうなっては、好奇心がおさまらない。
どんなカラクリかを知るべく、店員さんに話を聞いた。


1人のおネェさんが、けんめいに説明してくれる。
が、明らかに研修で習ったことを復唱しているような感じ。
こちらが細かく質問するたびに、期待どおりの答えが得られない。

思ったこと。
昔、営業マンやったころは、自分もこんな話し方してたんやろうな、と。
支店長や先輩からドヤされた言葉を、今になって痛感。


少しして、おネェさんが助け舟を求めて、おネェさん2人で対応。
それでも、立ち話なのでわかりづらい。
「具体的に、書いて説明してもらえます?」
「そのキャンペーンに対応する機種を、パンフレットに○つけてってもらえます?」
と、終始こちらが説明方法を指示する形となった。

思ったこと。
昔は、お店に立ってる人というのは、絶対的な知識と話術を持っているもの、と思っていた。
が、今はときどき、接客される際に受け身では情報が伝わらないことが、多々ある。
これは接客者のレベル低下なのか、商品の複雑化によるものなのか、自分がオトナになったということなのか。


ようやく内容を納得できたのは、30分以上経ったころ。
いや、納得といっても、安価のしくみの6割くらいしかわからなかった。
「本体料金に別途9,800円必要」「3年目からは普通に基本料金が必要」「それまではホンマに月額8円」
という、結論だけ納得できた。

思ったこと。
しくみがわかりにくい!
今に始まったことやないけど、つくづく携帯会社の料金体系の煩雑さを、体感した。
「情報の格差」とでもいうのか、あらかじめ顧客側が知識と理解力を持ってないと、けっきょく損してまうんやな、と。


やっぱり、今の携帯電話の機種は、当面ずっと使い続けるだろうな。