キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

文章

仕事の話で恐縮であるが、最近ちょいちょい、自社のホームページを更新する作業をしている。
社員が、会社の感想を述べて、求人者にアピールするというもの。
で、何人かの社員が書いた原稿を手渡されては、それをきれいな文章にまとめる作業をしている。

別に、「自分がライターだから文章うまい」とか、言いたいわけではなく・・・
文章のヘタな人が、あまりに多い!

完璧な文章を書いてこいとは、言いません。
文章なんて、ふだん書かないと慣れないわけやし、細かいテクニックなんてわからなくて当然。
にしても、なんというか・・・


【自分の意見がない】
たいがいの場合、みんな同じようなことを書いている場合を、よく見かける。
「研修体制がしっかりしている」とか、「コミュニケーションを重視している」とか。
それって、結局入社時に会社から吹き込まれたことやんね?

もう一歩、何か書いて欲しいのよ。
研修体制がしっかりしてるから、具体的にどう勉強したとか。
コミュニケーションを重視しているから、自分はどう努力してるとか。


【結論がない】
明らかにおかしい文章は、内容を変えない程度に、すべて書き直しをする。
が、書き直そうにも、何を言うてるかわからず、けっきょく補足や作り変えを余儀なくされる場合がある。

そういうものの特徴としては、格好だけを意識している。
ワンフレーズだけ詩的な言葉を入れる、とか。
擬人法や倒置法を使いたいだけで、前後の文章がかみ合ってない、とか。


ほんま、上記2点やね。
やはり仕事のベテランさんや、若くても仕事上で名のとおった人らの文章は、読むとちゃんと伝わってくる。
決して体裁が整っていたり、細かい技術が駆使されているわけでは、ないにもかかわらず。

文章の勉強をせいとは、言いません。
ただ、文章もコミュニケーションの道具やねんし、少しは大事にして欲しいなと思う次第です。


もちろん、上記はビジネスで書く文章のこと、ですよ。
僕の日々の日記なんて、しょっちゅうわけわからんこと書いてるもんね。
昔の日記を読んだときに、「けっきょく何言いたいねん!」と思うこと、しばしばやし。
まぁ、日記はゆる~く書けばよいと思います。