キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

Aケーブルで行こう!廃線めぐり

現像に出していた写真が、届いた。
実に676枚!

送料込みで4,000円ちょっとの金額は、高いのか、安いのか。
Tシャツ1枚分や飲み1回分だと考えると安く感じるし、「めったに見ないモノの金額」と考えると高く感じる。

ちなみに現像したもののジャンルは、「ひとり旅」と「モトクロス」。
なんでもかんでも現像しているわけではない。
たとえば、データ量が膨大な「廃墟めぐり」とか、そない現像してまで見たくない「社員旅行」などは、現像しない。
東京生活で撮った写真とか、家族旅行の写真とかは、現像すべきかどうか迷っている途中。

ちなみに、今回現像に至るプロセス。
撮影した写真からデータとして保存する写真を取捨選択し、さらに現像するものを厳選。
それをADSL回線で676ファイル送信するのだから、相当な手間と時間がかかっている。
さらに今から、アルバムにしまう作業・・・
ヒマであることを暴露しているようで、少し恥ずかしい。


デジカメの写真って、現像しようがするまいが、そない見るものではない。
だからデジカメ持った当初は、現像なんかしなかった。
けど、少なくともひとり旅は、たま~に思い出をふりかえって見たり、他の人の旅日記と見比べたりするので、現像するようにしている。
どこまで現像すればいいかって、けっこう悩ましいところである。

デジカメ持ってる方、現像ってします?
現像する写真・しない写真とかの分別って、してます?

西日本アウトドア界の3大カリスマ、ピースケさん・AKiNoBuくん・僕の3人で、今日は今日とて京都で廃墟めぐり。
今回の目的地は、かつて京都のA神社参拝のため作られた、ケーブルカーの線路および駅舎跡めぐり。


9時に集合し、10時に何やら買い出しし、11時過ぎに到着。
駐車場から歩いてすぐ、早速ケーブル跡が続く。
途中までは、一度みんなで訪れた場所である。
前回発見した「ヒトの白骨(ホンモノ)」が見当たらないことに安堵しながら、ひたすら突き進む。

階段状になった道と、トンネル跡がひたすら続く。
時おり、右手に山すその風景やら、京都の市街地の風景が広がり、そのつど足を止めては、写真撮影。
相変わらず、なかなか進まない。


途中6つあるトンネルのうち、2つはすでに崩落。
仕方なくまわり道を余儀なくされるのだが、その道はサバイバルな登山道
ライミングといったほうが、しっくりくるかな?
両手足を駆使し、一歩誤ればマジで危険な場所を、それぞれ重い荷物を持ちながら、突き進んだ。

陽射しは弱く、風は冷たいにもかかわらず、シャツがずぶ濡れになるほど、汗びっしょり。
それでも何度か粘り強く上り、2時間後に目的地へ到着!

戦時中に閉鎖されたその駅舎跡は、ドアや窓などの装飾物がいっさい排除されながらも、天井のついた状態で、しっかりとした骨組みを保っている。
今まで見てきた廃墟に比較したら、ごくごく小規模である。
それでも、圧倒的な存在感で、ひどく心を打たれ、3人を長時間魅了した。


・・・とまぁ、概略はそんな感じ。
今回もっとも新鮮だったのが、昼食。

ワンバーナーと小さいヤカンを使い、なぜが湯豆腐!
買出し中に、なんとな~く思いついて、なんとな~く試みた。
お湯には昆布などのダシなど使わず、ただ豆腐をボイルしただけの、シンプルなもの。
しかし、めっちゃくちゃうまかった!

あと食後は、持ち込んだ機器を使い、かき氷!
今回のメインはこれで、これをするがために、荷物がかさばった。
そんな犠牲を払った甲斐は十二分にあり、終始笑いが止まらないほど、うまかった!


こんなバカなことを、バカなりに真剣に実行できるこの仲間が、心の底から好きである。