キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

やめてくれ、「めいわく駐車」

写真を見てほしい。
右側にある、自転車の群れ。

「うわっ、めいわく駐車(駐輪)、多いなぁ~」って、思うことでしょう。
ここで着目していただきたいのが、“めいわく”という言葉。

・・・そない、めいわく?
人や自転車が道をとおるのに、めいわく?
車いす、とおれません?
全盲者、とおれません?

僕は、NOだと思う。
「歩道に置かれた複数の自転車=めいわく駐車」という固定概念が、なんとなく「めいわく」という言葉を、生み出しているに過ぎない。


前置きは、このへんで。
ようはこの場所、駅から会社用の自転車を、毎日置いてる場所なんですよ。
で、8月から全面駐輪禁止にしたうえで、「めいわく駐車はすべて撤去します」と、最近でかでかと掲示されてまして。

なんであかんの?
こんだけスペース確保されてて、今まで何年も往来に難儀している人見たことないのに。
「歩道やからダメ!」って、ちょっと短絡すぎでは?

てゆうか、ラインひいて「この区画内に停めてね」って、無料駐輪スペースもうけたらええやん。
けっこう、そのテのことやってる場所って、あちこちあんのに。
現状の自転車量から、少なくとも駐輪場の需要があぶれてるって、アホでもわかるやん。
ここを駐輪禁止にすることで、ここより狭い道に自転車が逃げて、それこそホンマの「めいわく駐車」が増える、って想定できんか?

こういう決まりを作る人は、まずは自転車を乗る生活をしてほしい。
「決まりやからアカン」ではなく、「なぜこういう現象がおこるか」ってこと、自分の仕事やねんからちゃんと考えてほしい。
増してガソリン高騰で車・バイク離れが顕著になってる今、自転車の需要が今以上増えるなんて、わかるやん。


と、なんぼぼやいたところで、しょせん僕の意見などとおるまい。
新しい駐輪場所、明日にでも探さなくては。

自転車の話んなると、ムキんなってイカンです。