キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

無題

かねてからの希望で、DONMAくんにプロレスへ連れてってもらった。
大阪プロレス」という、大阪では少なくとも名前は誰でも知っている、有名な団体である。

入場から試合開始までだいぶ時間があったので、しばし人間観察。
「ウス、プロレス好きス」という感じの人間ばかりと思いきや、意外にいろんな種類の人がいる。
おネェさん団体もいれば、親子連れもいたり、年配カップルいたり。
座席は自由席ながら、リングから5~6メートルくらいで、かなり近距離。


試合は、全5試合。
はじめの前座的な試合は、さして大技もなく、実力差の激しい試合。
それでも、至近距離で見るプロレスは、迫力がある。

2試合目、3試合目と回を重ねるごとに、激しさが増してくる。
傍観するように見ていたはずなのに、いつしか声あげながら観戦していた。

最後のメインに至っては、大技だけでなく、笑いがふんだんに盛り込まれていた。
お笑い要素があるのは、大阪プロレスの大きな特徴である。
学生プロレスとか他の団体も同じくお笑い要素があるんだろうけど、大阪プロレスはケタ違いである。


逃げ遅れてたらケガしてたであろう場外乱闘あり、鉄パイプでガンガン殴られてる光景見て号泣している子供あり、シリアスな場面で間の抜けた声で歓声あげる子供あり、サクラかと思えるくらいでかい声で終始応援しているKY客あり。
すべてをひっくるめて、めちゃくちゃ楽しかった♪

ぜひ次回も、行ってみたい。
が、こういうタイプのものは、行くごとに興奮になれてしまいそう。
2ヶ月は空けたいかな?

ミナミで飲んだ、帰り。
終電より早めに切り上げたはずなのに、帰りの電車で寝てしまったため、最寄り駅を通過。
実質終電は乗れなくなり、タクシーに乗るのもしゃくなので、1時間半の道のりを、歩いて帰ることにした。

真っ暗な道を、ひとりで歩きながら考えたこと、思ったこと。

相変わらず、レートの高い笑いを提供してくれる、今日の飲み仲間。
今夜のように最寄り駅通過して帰ることを、10年前までひんぱんに繰り返していたこと。
中通り過ぎた、明日・あさってと昼夜さわがしくなる、七夕発祥の地である神社の静寂さ。
今日会社の“タダ働き”がなければ行けたはずの、名古屋のモトクロス大会。
会社の現状と、未来への不安。
会社への不安と、不満。
家族のこと。
ヤツのこと。
今週意味なく元気のない、自分のこと。
すぐにへこむ、病的な自分の心の弱さ。
何もかもマイナスに考え、目の当たりにしていない場面を心で遭遇し、へこんでる自分。
何もかもマイナスに考えるため、何の行動にも出られない自分の弱さ。
どうしようもない、自分。
泣きそうになっている、自分。


自分に自信を持て、自分の信念を持て、とりあえず行動を起こせ、何事もプラスに考えろ、くよくよするな。
客観的にはいくらでも言える言葉を、自分自身に投げつけてやりたい。
こんな気持ちになる時間が、二度と訪れなくなるくらいに。