キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

無題

昼休み、久しぶりに会社の周辺を、散策してみた。

少し歩いたところで、交通事故後の処理をしていた。
さっと通り過ぎると、そのすぐ500m先に、別件の交通事故後の処理をしていた。
さらに5分歩いたところで、急ぎ足のサラリーマンが、僕の目の前で「とってくれ!」といわんばかりに、豪快にサイフを落とした。

1年前にあったのに、建て替えられていた建物が、3棟。
1年前にあったのに、建て替え中の建物が、2棟。
1年前にあったのに、別の店へと様変わりしたテナントが、数知れず。


30分足らずの時間に、目の前でいろんな事件が起こった。
30分足らずの時間に、1年という時間を痛感した。

平凡と思える毎日を過ごしていても、まわりは絶えず、動いている。
平凡というものは、そもそも存在しない、のかも知れない。
変化を感じ取れない自分自身を、「平凡」という言葉で言い訳しているだけ、かも知れない。

平凡という幻想を抱きつつ、今夜も平凡な時間が過ぎてゆく・・・