キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

きたか、季節病?

定時後に会議があり、遅くなりそうだったので、外食をすることに。
外食といっても、ひとりであるが。

思ったより早く終わり、帰り道である北新地へ。
北新地といえば、まぁ銀座の大阪版といったところである。
当然お店のレートも高めである。
とりあえず経済性を優先し、ラーメン屋で夕食を済ませてから、ひとり酒タイム。


まず、ベルギービールの代表格ともいえる「ヒューガルデン」の看板が見えたので、そこへ入った。
バー、というよりは、複数人で来るようなお店である。
げんに、ひとり客は僕だけ。
照明も明るいし。

席へ座ったはいいが、僕より後に来たカップルからオーダーを聞いた。
お通しを出したはいいが、おはしを忘れている。
座席が足りず、「すいません、ひとつ右移動していいですか?」と言われたので了承したが、移動するのをまったく手伝わない。

細かいことと言われるかも知れないが、サービス業として落ち度が多すぎ。
客に、市販の倍以上もの酒を出しているということを、もっと自覚してほしい。
2本は飲みたかったが、すぐさま1本目をあけて、店を出た。
もうこのお店には、来ないだろう。


このまま帰るには後味が悪いと、お店を探す。
が、ベルギービールが置いてそうなバーが、なかなかない。
もう帰るか、と電車乗り場への階段の前でふと振り向くと、世界のビールが置いてあるというバーを発見。

暗くした店内は、赤や青やのネオンが光り、ヒップホップ系の店員さんと、同じくヒップホップ系の常連さんが談笑している。
30男がひとり、スーツ姿で来るような場所では、到底ない。
が、逆にこういう雰囲気のほうが、「場違いだからそっとしといて」と開き直れる。

残念ながら、ベルギービールはたった2種類。
それでも、ヒューガルデンをノーチャージで700円で飲めるというのは、リーズナブルといえるのでは?
合間に店員さんがちょいちょい話しかけてくれたが、さっきのお店のダメージで悪い方向に酒がまわり、うまくコミュニケーションできなかった。
心が、場違い感に気づいて心を閉ざしていたのかも知れないが。


やっぱベルギービールを店で飲むなら、下調べが必要だと、ひとつ勉強なった。
もしくは、バーなどとしゃれたお店が、純粋に肌に合わないだけかも。

だいたい週に1回ペースで、人と飲んだり遊んだりする予定がある。
が、なんだか妙に、さびしい気分に陥る。

五月病だろうか?
と思ってみたが、あれは4月ごろまで忙しく働いてた人が、GWに息を抜いたため、気分的に陥るもの・・・のはず。
3月4月とホントに仕事なく、5月に大阪帰ってなお仕事がない僕が、なるわけない。

とすると、前々から思ってたとおり、東京で遊びすぎ?
遊ぶといえば語弊があるが、ようは飲みすぎ。
週に2回は飲んでたもん。
アポがなくても、当日声かけたら飲み友達が集まる環境やったもんな。


関西で、アポがなくても飲める仲間が欲しいと思う今日このごろ。
でも繁華街から家遠いから、やっぱ週末しか飲み行けないんかなぁ~。