キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

アウトドア鍋と廃墟めぐり

緩急の激しい連休が終わった。
相変わらず、「実家帰ったらこれしたい!」ことを半分もできずに。
「緩」のほうは昨日の日記で書いたんで、「急」について。


午後8時、ひときわ寒くなる夜空の下、頭の悪い3人が合流。
内臓をヤラれて酒なんで飲んでるどころではないピースケさん。
とにかく休みが少なくて、本日(つまり土曜日)も仕事明けのAKiNoBuくん。
そして、夜行バスで睡眠のバランスが狂いつつ、甥っ子の世話で疲労困憊の僕。。

出発時は、心なしかいつもより口数が少ない3人。
それでも車は順調に走り、合流から2時間半後、目的地の山奥へ到着。
寒い!
とにかく寒く、着られるものを限界までに着こんで、テント設営と、鍋準備。
相変わらず、アウトドアを知り尽くしている3人なので、手際がよい。

鍋は、テントの前室で食べた。
言わずもがな、めちゃくちゃうまい!
ただ、あまりに寒かったため、満月に近い月光を浴びるのは、小便に立ったときのみ。
それでも、月光でできた影がくっきりうつる姿は、圧巻である。

3人にとっては、もはやこの光景が当たり前になっている。
だが冷静に考えると、寒い季節に、水場も明かりもない場所で、野宿である。
廃鉱の採石所跡なので、ヘタすりゃ落石のおそれのある場所である。
で、3人なのに異常なまでにアウトドアグッズが充実している。
やっぱし、正気の沙汰ではない。


とまぁ、土曜日はこんな感じ。
疲れが残ってるので、とりあえず寝ます。
こんな人気のない場所で、突如テントにうつった人影とか、ものすごく間近で聞こえた銃声とか、言葉を失うほどの超巨大廃工場の話とかは、明日にでも。