キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

3/25の日記3【忍者参上!甲賀の里忍術村】

次のスポットへ移動する車内では、あいかわらずカーナビ遊びが盛ん。
「音声聞き取り機能」のクオリティの低さに、大にぎわいである。
もう平成も、19年目だぞ。

カーナビに従い「甲賀の里忍術村」へ向かっているのだが、明らかに道がさびれて行く。
しまいに、田園だらけて民家がほとんどない場所へ。
さっきから看板の1つも見えないし、もしや潰れたか?

という不安もよそに、カーナビどおり走ると、ちゃんと目的地にあった。
カーナビがなければ、おそらくたどり着けなかっただろう。
しかし、いくら忍びの里とはいえ、観光地なんだからもっと目立とうよ。

そんなわかりにくい場所、誰かおんのかな?
まして、あと1時間ちょっとで閉館だし。

満車。
えっ、なんで?
さっきの「忍者屋敷」といい、どんだけ甲賀人気やねん!
3人とも、ただならぬ雰囲気につつまれながら、受付を済ませて、いざ忍術村へ。

ここは、「忍者の村」というシチュエーションを人工的に作った、いわばテーマパークである。
実際の忍者屋敷を移設したり、バーベキュー場やイベント広場をこしらえた場所。

けっこう敷地が広く、それでいて案内図が建ってないのがすごい。
敷地内を一望できる場所もない。
これも、忍術村というシチュエーションの1つだそうだ。

場内を歩き、まずは博物館へ。
実際に忍者が使っていた、武器や道具などが置かれている。
鎖かたびらとか手裏剣とか、ホンマにこれを使ってたことを想像すると、ちょっとすごい。

次に、からくり忍者屋敷。
ホンモノの忍者屋敷を移設したもので、案内の方がいる。
たまたまタイミングが悪く、30分近く待たされた。
それでも、3人は撮影などで楽しむ。

ようやく案内された。
案内人のお兄さんは忍者のカッコで、ギャラリーは20人ほど。
お兄さんの話し方が、妙なイントネーションで、独特の言い回しである。
お兄さんワールドに取り巻かれ、なんともいえない連帯感が生まれる。

それにしても、屋敷の仕掛けがすごい!
部屋を1つずつ案内してくれるのだが、部屋ごとに2つ3つ仕掛けがあるのだ。
「いや、この部屋は普通ですけど・・・」と思いきや、いろりが地下通路の入り口になっていたり、押入れが逃げ道になっていたり。
ここで1つずつ紹介すると、キリがないほど。

また、狭い階段とかでも、お兄さんはスルリとものすごいスピードで移動をする。
これには、一同感嘆!
ひょっとして、この人ホンモノの忍者では?

で、この忍者屋敷がメインディッシュで、あとはブラブラと。
石垣渡りや塀歩きなど、忍者体験ができる場所へ。
おとな3人、必死こいてキャッキャ遊ぶ。
あとから気がついたが、ここの名前は「ちびっこ忍者道場」。
まだまだ子供なんだから♪

それから、広場とゲームセンター・・・のはずが、すでに廃墟。
廃墟めぐりを生業としている3人にとっては、最高のロケーションである。
普通の人なら素通りするところを、けっこう長居してしまった。

ひととおり廃墟を体験していると、施設の方だろう、おばあちゃんがあらわれた。
「手裏剣道場行った?せっかくやし寄って行き~」と、僕らの返答を待つでもなく、手裏剣道場へといざなう。
常に話ながらゆっくり坂を上るので、こちらとしてはついて行くしかない。

手裏剣道場に到着。
「ごめんね、300円だけいただきますけど遊んでってくださいね」
うまいっ!
ここまで来て、断ることなど日本人にはできない。
おばあちゃん、商売うますぎる。


とまぁ、あとは手裏剣体験してうまく行かなかったり、最後は温泉行ったりとありますが、書くほうも読むほうも苦痛のこの長文、ここでしめます。
明日から、ちゃんとした日記書きますんで、よろしく♪