キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

3/25の日記2【新古折衷?甲賀流忍術屋敷】

不思議な観覧車の余韻を残しながらも、車は目的の地へと進む。

甲賀
忍者で有名な地である。
今日は、甲賀にいくつか点在する忍者屋敷をまわる、というのがメインイベントなのである。

まずは一軒目、「甲賀流忍術屋敷」へ。
すっかりカーナビに頼りつつ、道を進む。
道は県道からはずれ、ごく素朴な住宅地へと進む。

おいおい、大丈夫なん?
観光名所やから、もっとわかりやすい場所で、まわりに食べ物屋とか土産屋が並んでるような場所では?
そんな期待とはうらはらに、本当に住宅地の一角に、屋敷はあった。

こんな地味な場所で、やっていけるんかいな。
と敷地をくぐる。

満車。
えっ、なんで?
人が集まりそうにないこんな場所に、これほどまでに人が集まっているとは!

仕方なく、住宅地の入り口あたりにあった第二駐車場へ車を停める。
そして、屋敷へ行くまでの昭和じみた町並みに、なぜか興奮する3人。
やっぱレトロなものって落ち着くなぁ~、と年齢不相応なことを言いつつ、カメラをフル稼働させる。

屋敷へ到着。
あれ、受付がないぞ。
とりあえず玄関に靴がいっぱい置いているので、ドアを開けて入ってみる。
どうやら、受付は屋敷内でしているようだ。
「とりあえず置いた」感のあるレジで、おばあちゃんが淡々と受付をしてくれる。

屋敷は、300年前から残る、ホンモノの忍者屋敷だそうだ。
なるほど、確かに田舎を思い出す雰囲気だ。
観光順路がない、ちゃぶ台にお茶が用意されているなど、どちらかといえば人様のお宅に集団で訪問している感じである。

ただ屋敷に入るだけではなく、ちゃんと忍者屋敷について説明をしているおっちゃんがいる。
途中から話を聞いたせいもあり、話の内容がちょろっとずつしかわからない。
説明が冗長的というのも、わかりにくさの1つである。

おっちゃんは、屋敷の仕掛けについていくつか説明してくれる。
が、人だかりができてて見えない。
前の人を中腰にさせるなどの配慮は、ないのか?

あと気になったのが、子供たち。
おっちゃんが説明中やというのに、まわりでチョロチョロ遊びまわったり、「危ない」と言われてんのに平気で危ない場所に来たり。
親は注意せんのか?
極めつきは、押入れでひたすらニンテンドーDSをやってる奴。
来るな!

おっちゃんの説明が終われば、自由に屋敷を見渡せる。
はしごを上った先にある屋根裏は、いかにも「忍者屋敷!」といった風格がある。
一見平屋に見えるお屋敷は、実は3階になっている。

時折、忍者の格好をした子供がウロウロしていて、可愛らしい。
いいなぁ、あの服!
と思い後で調べtえみると・・・最安値のもので1万3千円!
自分の着ている衣服の上下よりも高いって、どういうこと?

いろいろ文句のようなこと書いてはいるが、目新しいものばかりで、けっこう楽しめた。
ただ残念なのが、入り口にある各種クレジット会社の案内とか、「DVD-RAM対応」DVDデッキとか、要所要所で最先端なものが目に飛び込む。
もっと、徹底していただきたいものである。