キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

廃墟サミット in アメリカ村・ミナミ ~その2~

アメリカ村と大丸ですっかりほろ酔いとなった、つづき。

 


3軒目を探すべく、アメリカ村へと戻る。
昼飲みできるか不明だが、前々から気になっていた「三ツ寺会館」へ。
香港の九龍城なんかとも比喩されるような、とにかく古く汚い雑居ビルだ。
そんな建物に入っているテナントも、不可思議だったり下品だったりと、とにかくアンダーグラウンドな雰囲気なのだ。


建物に入るや、昼なのに薄暗い、細い道を歩く。
壁から配線から、「これホンマにテナントビルか?」と思えるほど。
まさにこの3人が嗜好している、廃墟を連想させる。
残念ながら開いているお店はなかったものの、雰囲気だけでも十分楽しめた。

 

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アメリカ村ではなかなかお店が見つからなかったので、道頓堀へと移動する。
休日なのにガラッガラの道に違和感を覚えつつ、相合橋筋商店街を右折してすぐの「酒処 大吉 道頓堀店」へ入る。
カウンターには競馬新聞を広げるオジさんが数人いて、その視線の先には競馬中継。
おお、昭和や昭和。


メニューは大衆的でフードが多く、それでいて鮮魚なども揃っている。
こんな都心部で、こんなアタリのお店があるなんて。

 


すっかりデキあがった3人は、いつもの流れでカラオケへ。
・・・ごめんなさい、ここから記憶があいまいなのだ。
2軒目で、ついつい日本酒を飲んでしまったのがダメだったのかも。
かつて日本酒で失敗したということを、もうすっかり忘れてしまっている。
しかもビールが飲み放題だったので、しこたま飲んでしまった。

 


ここで3人は解散。
今回の会合のメインは、次回の散策の打ち合わせであった。
といっても、最近「打ち合わせ」と称して集まるが何年もどこにも行けていないので、僕がちょっとシビレを切らしてしまい、廃墟以外も踏まえて案を持ってこようとなった。
「廃墟以外も」としたのは、ひょっとしたらみんな廃墟に飽きてしまっていて、それが原因でどこにも行けないのかな?と感じていたのでそこを確認したかったのだ。


結果としては、ちゃんと廃墟ありきのプランが出揃ったのでひと安心。
ただ日程が固まっていないので、そこはしっかり追いかけないといけない。

 


さて。
会合が終わったと思わせといて、実は続きがある。


帰りの電車は方向的にあつし君と2人だったのだが、何だかんだで梅田で飲みなおすこととなった。
ずっと話し続けていたことは覚えているのだが、一体何を話したのか、内容がほとんど覚えていないのが怖い。


結局家についたのが午後11時だったかな?
日曜だから昼から飲んで早めに帰る、と思っていたのに、これまた思わぬ失態である。
月曜日がテレワークだったので、ギリギリまで眠って何とか回復できたということが救いである。
ありがとう、テレワーク!