キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

今里・布施レトロ商店街ツアー ~その3~

布施の商店街で一杯酒をあおった、つづき。

 


商店街を駅へ向かうに連れ、どんどんお店が増えてにぎわってくる。
天井が赤と黒のストライプ状になっているのも、先ほどの比べると近代的に感じる。

 

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しばらく進んだところに、「酒処ひらた」がある。
立呑み処と販売所の入り口が横並びにあるのだが、立呑み処の入り口のほうが大きいというのが面白い。

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のれんをくぐると、ずらっとカウンターが並び、奥にカウンターがある。
角打ちというより、完全に立呑み屋さんといった雰囲気である。

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お酒もフードもメニューは豊富だが、特にフードはカウンター前にあるネタケースから選べる。
特に鮮魚が多く、市場から卸したてのものということで、鮮度は保証付き。
角打ちにしてはやや強気な値段だが、それにじゅうぶん見合う鮮度と味!

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このお店のもう1つの名物は、おでん。
お店の入り口付近で、じっくりと煮込まれている。
メニューがないので自分の目で確かめて、指定するという方式だ。
ひときわ目についた肉片を注文すると、まぐろの身であった。
パサパサするかと思えば意外にジューシーで、後でかけられたポン酢の味が強烈だが、口に含むと徐々におダシの味が広がる。
おいしかったのでよかったのだが、どうせなら練り物や卵など、スタンダードなおでんを注文したかったと少し後悔。

 

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お店を出てから商店街を東へ1分も歩いたところに、またも角打ち店「ヒザキ酒店」がある。
どんだけ角打ちの密度高いねん!
交差点の角地に位置しており、入り口は2箇所。
角打ちといってもお酒の販売所は見当たらず、店舗としては完全に立ち呑みが主体である。
ただお店の前に大量のビールケースが積み上げられていることから、飲食店への販売はされているのだろう。

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店内はキッチンを囲むように、カウンターが3方向に設けられている。
メニューは店頭に張り出されているし、ネタケースを見て選ぶこともできる。
店員さんはいずれも対応がよく、スムーズに注文ができる。
残念ながらお腹もやや落ち着いてきたのであまり食事に目がいかなかったのだが、鮮魚やおばんざいなどが評判のようだ。
またお腹に余裕があるときに、再訪したいところだ。

 

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何だかもう、商店街というより角打ち日記になっているな。


もう少し、つづく。