キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

交野天の川プロレス2020

日曜日は昼に、家から歩いて5分の場所にある施設「いきいきランド交野」へ。
ここではよく地元の祭りやイベントが執り行われるのだが、コロナで中止されまくっていた。
が、ここにきて久しぶりのイベントが行われるという。
しかもお題目が、わが町交野市でははじめてとなるプロレスの興行だ。


「野崎プロレス」「布施プロレス」の2団体と協同して立ち上がったプロジェクトとのこと。
えらいローカルだなぁ~、と思ったが、レスラー紹介を見て目を疑った。
ビリーケン・キッド
タコヤキーダー!
その名前を聞いて思い出されるのは、12年前。
かつて大阪でも有名だった「大阪プロレス」のレスラーだ!
これはおおいに、期待できそうだ。

 

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会場につくと、各関係者さんがリングであいさつが20分ほど続く。
そして第1試合が開始。

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テレビ番組で紹介されるような大技こそないものの、体のぶつかり合いや、マットに体を叩きつけるごとに鳴る大きな音は、迫力満点!
技もバリエーションがあり、決して飽きがこないのはすばらしい!
終始リングから目を外すことなく、長く感じた14分20秒が過ぎて試合終了。

 


その後、ちびっこプロレス教室を経て行われた2試合目は、やや一方的な試合にも見えたが、途中場外戦なんかもあり、やはり楽しめた。

 

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で、いよいよメインイベントの3試合目。
タッグマッチなのだが、4人とも覆面レスラーというのがもう、心躍る。
期待は軽く越えられて、まぁ~面白い!
はじめの数分は、ほとんど技という技が出ない。
もうお笑いライブである。
レスラーがしっかり声を張って話すのもすごいが、ことあるごとにつっこみを入れるレフェリーとのかけ合いも楽しい。

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個人的には、たまに見える「大阪プロレス」時代の出し物がいくつか見られたことに感動した。
そうそう、このパターン見たことある!
特別にプロレス好きというわけではないのだが、こうして伝統が受け継がれているさまは感動すら覚えてしまう。

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「場外乱闘はアカン」と開会のあいさつでレフェリーが注意していたのに、もうお構いなしに場外乱闘しまくり!
バイクで2ケツしながらプロレスの案内用の旗をレスラーにぶつけたり、「リングに戻れ!」のレフェリーの合図をしきりに無視したり。
ギャラリーは当然大爆笑なのだが、やっている当人たちもめちゃくちゃ楽しそうだった。

 

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時間にして2時間だったが、本当に濃密な時間を過ごすことができた。
やはりショーはいい!お祭りはいい!
こういうのが、もっと復活してくれたらいいのになぁ~、と心の底から思う。

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