キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

尊敬するべき旅人

GWの宿題としていたWebサイトの更新だが、意外や意外、けっこう作業が進んだ。
おおまかな作業の工程としては、
(1)ざっくりデザインを決める
(2)コンテンツを作成(というかコピー)
(3)デザインを詰める
であるが、そのうち(1)(2)が終わっている。


特に(2)は、文字をコピーして写真を貼り付けて、という地味な作業をしこたま繰り返した。
単純作業なので動画を見ながら対応したら、相乗効果というのか「この動画が終わるまでに1コンテンツ終わらせる!」みたいな張り合いになり、なかなか楽しめた。


一応、現段階でもWebサイトという体裁は整っているのだが、デザイン含め未調整な箇所がたくさんあるので、もうちょい公開はおあずけ。

 


さておき。
過去の旅を機械的にコピペしていたわけだが、読まないつもりでもいくつか内容が入ってくる。
過去10年くらいは比較的記憶が残っているのだが、それより前のものはもう、本当に断片的にしか覚えていない。
そして過去の旅って、意外といろんな人に助けてもらっていたことを確認したり。


特に感銘を受けたのは、僕のひとり旅のデビューとなった「ママチャリ日本一周」。
1999年ですよ、21年前。


もうね、他人ですわ。
記憶もあいまいだし、今では考えられないほどの行動力と機動力。
いや、こうなると自画自賛とかではない。
まったくの他人として、純粋に旅のすごさを感じた。


パンク修理もろくにできず、野宿もしたことない人間が、ママチャリでひとり旅ですよ。
700m超の峠越えとか、最長で1日270km走行とか、正気の沙汰ではない。
ぜんぜん知らない人の家を訪れて、「庭でテント張らせてください」という無謀なお願いをしまくって、実際テント張らせてもらったりして。


無理無理。
今となっては、本当に無理なこと。
この若造、ようやるなぁ。
で、繰り返しとなるが、これホンマに俺か?と思えるのだ。

 


GW期間中、多くの時間を費やしてまで作業してよかったな、と痛感した。
「過去の自分」という第三者に、楽しませてもらった。
こんなに頑張っている彼のために、Webサイトを更新することで敬意を払いたいなと思った。

 


繰り返しとなるが、断固として自画自賛ではない。