キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

じもとたなばた

昨年からひとりで地元の祭りをブラつくようになったが、昨日もブラっと行ってきた。
場所は「機物(はたもの)神社」という地元の神社。
うちの地元は七夕伝説発祥の地といわれ、そこでは毎年「七夕祭り」が開催されている。


普段ほとんど人通りのない神社の境内にびっしり露店が並び、ぎっちり人が集まって往来しているさまは、見ているだけで楽しい。
というか、駐車場がなく駅からも遠いというにもかかわらず、こんなに人がいるということは、ほとんどが地元民だろう。
交野にもこんなに人がいるんだ、と感動する。


ここでの参拝のメインは、短冊に願いを書き、笹にくくりつけるという七夕ならではのもの。
昔は短冊3枚100円だったのが、いつしか1枚に。
で、今回初めて知ったのだが、色別に願いの種類がわかれているというもの。
健康系なら青、家内安全系なら赤、とかそんな感じ。
ひとりで来ているのに、若い巫女さんに恋愛系のピンクをもらうのに、どれほど躊躇(ちゅうちょ)したか。

 


お祭りに来てつくづく思うのだが、お祭りに対する感じ方というのが、本当に子どものころと変わってしまっている。
子どものころのお祭りの楽しみは、何といっても露店。
手持ちのわずかな軍資金から、何を買って楽しんでやろうかと頭を巡らせる。
当たりもしない当てモノに一喜一憂したり、金魚すくいで友達とバトルしたり。


一方、大人となった今は、悲しいかな酒。
人がワイワイしている雰囲気で、ジャンクな食べ物をつまみに昼から飲むビールは格別である。
残念ながら、今回は缶ビールしか売ってなかったので買わなかったが。
あとは子どもが楽しんでいる姿を客観的に見たり、境内のいたる所にある昔ながらの建造物や偶像に感心したり。

 


今回たまたま発見したのが、太陽もさして湿度も高くて暑いというのに、露店の人の半数が長袖を来ているということ。
大変ですねぇ、コンプライアンス社会。

 

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