飲み会以外で夜に出かけることは基本的にないので、ワクワクしてしまう。
土曜日は夕方から家を出て、一路あつし君の家へ。
目的は、家で飲みながら、たき火のできるスポットを相談しようというものだ。
ここ数年、廃キャンプ場でたき火をしながら夜を明かすという楽しみを繰り返していた。
しかし、いつも使っていた場所が私有地となり、実質立入禁止となったのだ。
なので新しい散策地を、できれば近場で見つける必要が出てきた。
家に着いたら早速乾杯し、用意してもらったアテをいただく。
これがいずれもひと手間かけたもので、ビールと日本酒にあう!
こういうものをサクッと作れるようになりたいなぁ、と日々思いつつも、相変わらず自炊ができないでいる。
発泡酒からはじまり、柚子の入ったクラフトビール(IPA)を飲み、イモムシの入ったテキーラを飲み、クソ飲みやすい日本酒を飲み、かつて自暴自棄なときに衝動買いしたバランタイン30年を飲み。
大方の予想どおり、本題の話よりも酒と会話に華が咲きまくる。
途中で奥さんも加わり、さらに話はヒートアップ。
かなり話し込み、ふだん口にしないような心の底の本音もいろいろ聞いてもらい、夜はどんどんふける。
お酒もかなり進み、まぁ正直何しゃべったか、ほとんど覚えていない・・・
本題の場所選びに本腰を入れたのは、午前2時を過ぎてからだったか。
あつし君がある程度目星をつけてくれていた場所を、航空写真を見ながら吟味する、ポツンと一軒家方式を採用。
その後は、僕が持参した20年前のキャンプ場ガイドを元に、廃キャンプ場を検索。
しかしこれが予想外に難儀した。
意外にも、キャンプ場ってどこも息長く続いていて、理想どおりの場所がなかなか見つけられない。
というか、あらかじめ予習していなかった僕がそもそも大問題なんだけど。
そんなこんなでいくつか目星をつけ、就寝したのが午前3時半。
翌日は遅めに起きたが、すでにあつし君の子どもらが朝から大はしゃぎしており、子守をして癒やされながらも、体力は順調に消耗した。
という、ちょっと珍しい1日を過ごした。
何はともあれ、次回は下見の約束もしているので、この楽しさはまだまだ続く。