キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

18年またぎの再会

最後に会ったのは、18年前のこと。
まさかこれだけの歳月を経て、再会できるとは。
そんな彼女も、今や27歳。
そう、当時は小学3年生である。


18年前といえば、いろんな経緯があって小学校で非常勤講師をしていたころ。
非常勤講師なので担任などは持たず、全学年にPCを教えていた。
中には仲良くなる児童もいて、そのうちの1人であるKさんとは、なぜだかそのお母さんとも仲良くなった。
僕が非常勤を辞めた後も、何度かお母さんから連絡をいただいた記憶がある。


そこからしばらくブランクがあったのだが、ちょっとしたきっかけでKさんと年賀状を交わす関係となり、それが10年ほどかな?続いた。
Kさんが成人を迎えてからは「いつか飲みに行こう!」という言葉を双方で交わすようになったのだが、なかなか実行には移せず。
社交辞令的な常套句でもあるし、飲みに誘うきっかけもないしで、どうしたものかという迷いもあり。
しかし、ここ数年は互いに本気度が増し、今年ようやくその念願が成就したというわけだ。


説明が長くてごめん。
あと「いろんな経緯」とか「ちょっとしたきっかけ」とか言葉をぼかしているのは、説明が長くなるのと記憶があいまいのため、ご容赦いただきたい。

 


さて本題。
木曜の仕事帰り、梅田で待ち合わせ。
まあドキドキですよ。
いざ会ったらどんな話をすればいいんだろうか。


とか言うてるうちにKさんと合流。
おおう。
何と形容したものか。
なつかしい!という気持ちでもなく、でもなつかしさはあり、初対面に近い感情もあり、でも親近感が強く。
年賀状以外でSNSでもつながっており、何度か連絡を交わしたこともあるので、厳密に18年のブランクとも言えず。
といって、単にSNSで知り合った人とのオフ会とも全然違った感情。
そもそも、前回会ったのが小学3年生だったというギャップ。

 


不思議な感情は終始おさまらないまま、お店に向かって着席して、乾杯!
えらいもので、はじめからギクシャクというのはない。
はじめていっしょに飲むので新鮮味はバリバリあるのだが、共通の話題もたくさんあるので常に言葉が出る。
人とマンツーマンだと塞ぎ気味になるのだが、不思議と次から次に聞きたいこと・言いたいことを話せる。
こんなテンションの自分自身も、珍しい。


Kさんは社会に出てから立派に活躍し、成果も上げ、仕事へのモチベーションも高い。
教員と学習者という関係ではなく、いち社会人として対等な立場。
いや、むしろ尊敬するべきことや見習うべきことも感じられる、立派な社会人である。

 


楽しい!
いろんな感情が時おり交錯したが、結局のところ充実して楽しい時間を過ごせたことだけは事実である。
けっこういいお店だったのに、ブログでいっさい店の紹介ができないほど、会合のインパクトが強かった。
ぜひともまた、機会を作って飲みに行きたいものである。