キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

加太の海岸物語 ~その2~

釣りを終え、保養所に戻ったつづき。

 


【料理】
午後8時という恐ろしい時間から、いっせいに調理開始。
もうみんな空腹なので、作ることに必死である。
とはいえ、キッチンの広さは一般家庭並だし、ナイフやまな板にも限りがある。
キッチンに立てないときは、食卓をきれいに掃除したり、グラスやお箸を並べたり。

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何よりも、魚の量がえげつない!
中盤から小さな魚はリリースしたものの、それでもとんでもない量!
前回、ゴンタ・作三と3人で来たときはあまり釣れなかったので、思いっきり誤算である。
魚は内臓を取り出し、片栗粉をふって揚げていく。
特に内蔵はゴンタがずっとやってくれていて、実に申し訳ない。

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その間僕はといえば、一品だけ仕込み料理を作る。
かつて何度かBBQでも試していた、「しいたけピザ」。
しいたけにプチトマトの角切り・とろけるチーズを乗せ、塩コショウをふってオリーブオイルをかけ、蒸し焼きにしたものだ。
さすがに作った実績のある料理で、他の人にも好評であった。

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他には作三ファミリーが仕込んだ、グリーンカレーバケットと、チーズ春巻き。
あとは生ハムだったり、ポテトサラダだったり。
はじめは作りながら食べるという慌ただしいスタイルだったが、少し落ち着いてきたところでみんな腰を降ろして、改めて乾杯!

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そこからはひたすら飲みタイム。
子ども達が次々とダウンしていくなか、高校生のゴンタ息子(もちろん無飲酒)と大人全員、ただただ爆笑トークを続ける。
もちろん、何を話したかは覚えていない。
ただ「しあわせや」「楽しいわ」という言葉を、互いに何度も言っていたことははっきり覚えている。

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最後に就寝したのは、午前3時だったか4時だったか。
本当に時間を忘れてはしゃげた。
誰かの家ならこうは行けないし、キャンプ場もしかり。
本当に楽しいひとときを過ごすことができた。

 


つづく。