キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

まぐろとレトロの福島 ~その2~

食べ飲み放題ですっかりお腹を満たした、つづき。

 


2次会のお店を探すべく、福島へ。
実は福島の夜を徘徊するのは、はじめてである。
最近「裏天満」と同列くらいに人気だという噂は聞いていたのだが。


すげえ!
駅前の一角に、小さな飲み屋の並ぶ通りがある。
合計で3本くらいあるのかな?
とにかく活気があり、思わず鳥肌が立つ。
こんなにいい場所、なぜ知らなかったのだろうか。


お腹は満腹なので、ゆっくりバーとかに行きたいとお店を探す。
すると、「昭和レトロ」という触れ込みのお店を見つける。
非常に気になるが、お店の中が扉で見えない。
さて、扉を開けるべきかどうかと迷っていたら、後ろから店員さんがやって来た。
狭い通路なので、押し出されるようにお店の中へ。


えっ、これお店?
店内には所狭しと昭和の雑貨が並ぶ。
カウンターにも大量の雑貨があり、飲み物を置く場所は自分でかき分けなければならない。


入店してから、お店のご主人のトークが始まる。
「日本でいちばん面白いお店だ」というハードルをあげながら、店内にあるコレクションのお話だとか、店員さんである女性とは年の差離れた夫婦だとか、いろんなお話をいただく。
3人でしっぽり話したかったのに、と思ってはじめは躊躇(ちゅうちょ)していたが、次第にお店独特の世界に入り込むようになった。


飲み物は基本的にオススメで、今まで飲んだことのないようなモノが出される。
人によって好みが別れるだろうが、個人的にはいずれもうまい!


やがて同じく一見さんとしてやってきた男女一組と、常連さんだという27歳ながら昭和を愛しすぎている男性を混じり、お店全体として盛り上がる。


他にもっと書きたいことがあるのだが、ちょっとキリがなさそうなので割愛。
さすがに「日本でいちばん」と呼ぶには悩ましいところだが、また時期を見て再訪してもいいかな、とは思う。