おぞましい光景を目の当たりにし、ある意味でテンションの上がった新世界の夜、つづき。
午後7時を過ぎ、すっかり腹ペコに。
年末だし夜は豪華に行きたい、という共通認識を抱きつつ、お店を探す。
新世界には寿司屋やホルモンはあるが、カウンター主体のお店が多く落ち着けない、というGORIの意見もあり、パス。
続いて「動物園前一番街商店街」を歩く。
奥へ進むとにぎやかになっているが、開いているお店のほどんどが「カラオケ居酒屋」。
いずれのお店も店員が女性で、いずれのお店もお客でいっぱい。
お店の数の多さにも驚きである。
ガイドブックに載らないスポットが、この地域には多すぎる。
さらに歩くが、なぜだかA地区へと足が向く。
相変わらずカラオケ居酒屋が続くのだが、普通のお店が見当たらない。
そもそもこの地域で豪華な夕食を求めることが無謀、と薄々気づいてはいながら、どちらもそれを口にはしなかった。
1時間はさまよっただろうか。
最終的には空腹に負け、新世界のジャンジャン横町にある寿司屋へ行くことになった。
3カン単位で頼め、300~400円くらいが平均値と、なかなかリーズナブル。
それでいて、ネタは新鮮だし旬のものも揃っている。
せめての贅沢として大トロ1,000円を注文したが、味は言わずもがな、それ相応の価値はある。
ビールは2杯ほどで、2人8,000円ちょっと。
まさか昼食の串カツより安く済むとは。
唯一残念だったのは、お店が午後9時閉店で、わずか30分ほどしか居座れなかったことだ。
まだ帰るには消化不良なので、最後はスパワールドへ。
先ほど行けなかったマッサージを30分受けてから、温泉に入る。
相変わらず趣向を凝らしたお風呂の種類は健在で、楽しめる。
しかしお風呂に入ったのが午後10時半過ぎで、終電のことを考えるとあまりゆっくりできない。
そんな感じで、相変わらずグダグダだったと言いつつも、充実した年末の1日を過ごすことができた。
今年の年末も開催できることを願いたいところだが、互いの生活も変化があらわれる年齢でもあるしなあ。
最悪夕食だけとる、とかでもいいので、何とかしてこの会合は続けていきたい。